トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

今日のトンボ「種は不明のイトトンボ」

2021-06-23 | 小父のお隣さん
 水域のイトトンボ類はキイトトンボとクロイトトンボが主で、時折はアジアイトトンボと思われる小型種をみて、折々に写真の種が、主に未熟体として散見される。
 クロイトトンボより体長は長めだしキイトトンボほどスリムな感じが無いので別種だと思うのだが未熟体、テネラルであるだけに小生にはお手上げの判別なのだ。プリントしてS先生の鑑定を待つしかない。

 昨夜、夜間採集の折り、駐車場脇の小池で羽化準備に水中から出ていたヤブヤンマのヤゴが居て、他にも3体確認できたのだけれど、朝一で立ち寄り念入りに水際を点検したものの抜け殻は無く、羽化したのかしないのか気がもめる・・・。

  

小ツル、柄を作り替える

2021-06-23 | 今日は真面目に
 ポット苗植え付け時などに重宝していた小さいツルハシの柄が折れてしまった。ひび割れた時点で「針金を巻き補修するか!」と思いつつ補修は手つかず、結局は破断したのだ。この手の交換柄はホームセンターに無くて廃棄するか新品にするか思案したのだが手作りの柄を装着することにして材を用意した。
 材はだいぶ前に風倒木となったヤマザクラで、桜材として工作に使えるだろうと乾燥させていた厚板があったのだ。拠点で斧で棒状に破断し自宅で加工する事にした。

 まずは片刃の鉈で大まかな形状を削り出し、金物が挿入できるところまで小型の鉋で削った。最後に据える部分はテーパー加工しなければならないから切り出しナイフの出番である。柄に金物の穴が通る様に入れては外し削り、入れては外し削り、と頻繁に繰り返しながら先端部の据える部分まで金物を導く。
 最後の据えるテーパー部も小刻みに出し入れしつつ切り出しナイフで成形しつつ、ようやく完成したのだ。元の柄は中央部がやや細く先端と末端が太くなって握りやすく抜けにくい形状だったのだが、今回は強度を優先してストレート柄である。スッポ抜け易いようなら細い溝を入れるつもり。

 ノアザミの定植時に試用したのだがテーパー部の嵌合度がやや甘く打ち込みを続けていると緩みが出てきた。もう少しすり合わせを行わないと使いやすさが出ない。道具なんてものは使い勝手が全てであるがストレート柄の保持感に不足はなく、太めになった事でグリップは向上した感がある。

 材取り ➡ 


トンボ池1と2の除草

2021-06-23 | 水辺環境の保全
 トンボ池にカサスゲと葦が繁茂してきた。もう除草しないとトンボの誘惑に差し支えるから重い腰を上げた。カサスゲは株元を握り、ユサユサ動かして抜去だ。当然泥付きなのだが根土の部分と切り放し、先般、導水管を埋めた部分に盛り土代わりに積み上げた。乾けば固くなり歩きやすくなるはずである。

 葦は引き抜けるものは1本づつ引き抜く。横着して数本束ね省力化しようなんて浮気心を起こすと無駄骨になる。ここは辛抱辛抱で根気が大事だ。抜いたところで地下茎全てが抜き取れる訳もなく、おっつけ再生するものの抑制力にはなるだろう。今回は根気が続き水域のすべてと小島のすべての葦を抜去できたのだ。

 除草すると言っても水域内のすべてを除草するのは禁忌で、多少は残さないと生息環境としては望ましくはない。特に低い位置で飛翔し生活しているクロイトトンボが生息圏を広げ入ってきたので瀬戸内海風に草株を散らして残したのだ。

  ➡   トンボ池除草終わり

                       ➡   第二トンボ池除草終わり