トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

今日のトンボ「キイトがもつれる」

2021-06-27 | 小父のお隣さん
 泥水池にキイトトンボが溢れてきた。見回りで胸高にまでなったミソハギやフジバカマをかき分けると次々に飛び出してくる。水面を見れば小生の侵入など関知しないクロイトトンボが群れていて、人知れずニヤつく一時なのだ。姥捨て山で天国を垣間見る事が悪いはずも無い。まあ、泥水池は三途の川の氾濫原かもしれん。
 ところがである。このキイトトンボに黒い色を配色した個体が何割か入っていて、本当に同じ種なのか成熟度の違いなのか個体差なのか分からない小生なのであった。毎度の事ながらトンボに深入りすれば泥沼に嵌るのは間違いなく、認知症真っただ中で妄想をしていても症状を促進するだけに違いないからパスするしかない。まだまだ執着未練はあるのだし、たまに当たる祝着至極が老いの楽しみ、てなもんや三度笠。

  

今日のエッ!品「完熟梅のピューレ」

2021-06-27 | 何よりの楽しみ
 梅シリーズになってしまった。フイールドの梅の木はもともとあった樹だし採果し易い様に盃状仕立てにはしなかったから背が伸びてしまった。誰彼となく梅を取ってしまうものの梢の方まで採りきれる訳もなく残り、それが完熟して落下し小生が頂くという事になったのだ。
 拾い集めて「完熟梅ジャム」を2回作り、そのあとも落下する果実がある。いくつかはそのまま齧って賞味するのだが今年は数が多かった。腐らせるのももったいないし「梅シロップ」や「梅漬け」には熟し過ぎている。そこで閃いたのが「ピューレ」と言う語句で小生の人生には皆目無縁のお洒落な一品に思えたのだ。しかし「ピューレ」とはどういう物か判らず検索して初めて知った。

 二枚貝用の道具として購入したフードプロセッサーにすりおろし機能があったから使ってみる事にして果実から種を外しておろしてみた。結果的にはすりおろし盤を使わずとも回転刃で良かったのだけれどジャム瓶1杯分が出来た。一口舐めてみたものの生果ほどの美味しさは感じられなかった。そうなると「さーて、どうする⁉」である。ピューレを使った献立が思い浮かばないし敢てピューレを使う料理をするほどの事も無い。我が脳力は限界にきてオーバーアウトしてしまったからビン毎冷蔵庫に入れた。しばらく冷却期間をおけば良き案が浮かぶかもしれない。そこで妄想が出る「梅の餡⁉」、妄想とは暴走するものであった。
 まあ、人生そうそうウメー話は無いのである。結局は冷蔵庫保存しながら廃棄で消えた。亜々、小生としたことがSDGsに逆行ではないか。禿頭しかり臍回りのボッテリ然り、我が人生身体さえもドップリで「ピューレ」なんてお洒落な音遣いで表せるものはどこにもない。

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