トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

フジバカマ開花

2021-08-20 | 小父のお隣さん
 水見回りの途中、泥水池の中ほどのフジバカマの群落に開花が見られた。自宅の株も突端のバタフライガーデンも開花はしていないので早い開花には違いない。
 この開花の早さがアサギマダラの来訪時期と合わなくて、周辺にアサギマダラの便りが聞かれる頃には花は終わっている有様の群落なのである。実生苗の群落なので素性がそうなのかどうか判断しかねるけれど、ここの開花真っ盛りでもアサギマダラにゃちと早い。かくして小生の思惑は空振りしている群落の開花である。

*今日の一句

2021-08-20 | 小人閑居して憮然
                    コロナ在宅初母はかな早産死

サクラ伐る馬鹿、ウメ切らぬ馬鹿

2021-08-20 | 今日は真面目に
 辺縁部の台地、実生のヤマザクラが育って植樹したエノキやガマズミ、クヌギなどを圧倒し始めたから除伐する事にした。開花時に素性を確認しつつ除伐のつもりだったけれど、優先順位の低い範囲だった事もあり時季外れの除伐作業である。まあ、除伐だから何時行っても差し支えないし、生育盛んな夏季に除伐すれば林床へ光の届き方も分かり易いメリットがある。

 除伐であるから「サクラ切る馬鹿」には当たらないものの、幹径25cmほどに育ったヤマザクラを伐採するのはいささか惜しい気もある。だからと言って残しておけば他の有用樹が生育を阻害される。既に北側になっていたエノキやクヌギなどは太れずに背丈だけが伸びてしまった。
 遅まきだったものの6本ほどを除伐。ついでにブッシュ状に大きくなってしまったイボタノキも除伐。この日は裁断して集積まで至らなかったが集積までたどり着ければすっきりした林間が現れるはずだ。

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