トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

**今日の一歌

2021-08-27 | 温故痴新
                いつまでか此のたそがれの鐘はひびく
                             物皆うつりくだかるる世に         佐佐木信綱

                いつまでかコロナの猛威ビビる日々
                            皆うつり砕かるる生活

今日のトンボ「目の付け所」

2021-08-27 | 小父のお隣さん
 イトトンボのハート形はよく見かけるものの中型種のハート形姿勢はイトトンボ類ほどの機会は無い。てなことで秋波を送ってみたのだが応えてくれる訳もなく撮影して遁走。余談だが、こういう行動は「盗撮」に当たるのだろうか、ネットに上げるのは不適切映像を流すに等しいのだろうか、その正しい範疇の境目が分からなくなってきた小生なのだが、苦情も無いし削除にもあわないから「自己判断・自己規制」は継続中。
 拘りのついでにもう一つの疑問「大型種はハート型姿勢を作るのだろうか⁉」と未だに愛の行動、深淵は解けておらん。

 写真のカップルは小柄なので「マユタテアカネ」かと観ていたものの面の確認が出来なくてついに分からなかった。小生の目利きは「この程度」と言えばその通りなのだが、遠視に乱視、読書量が多いせいか最近とみに視力の乱れがある。目利きが悪いのはそのせいに違いない。
 まあ、世迷言はこれくらいにして迷った一因にメスの翅もあった。基部に着色が見られるからで、翅端斑のあるメスはまま出現しているが「マユタテアカネのメス、基部の着色」という材料は小生の辞書には無い。不可能は幾つもあった。

 写真をみていて気付いた事なのだが「縁紋」は航空機の「航行灯」に当たるのではないかという事だ。群れて飛んだり空中戦を演ずる必要のある立場としては命綱の翅は傷める訳にはいかない「お互い様」な機能と装備に違いない。まあ、視力は衰えても思考認知は衰えてはいない感じがしてきた。よーし、明日も蜻蛉を写して遁走する!。が線路は走らない・・・。

          



漏水穴潰し

2021-08-27 | 水辺環境の保全
 上の池、オーバーフロー部の漏水穴の補修が済んだ。当初は流れた土砂の部分を土嚢で詰めようと考えたのだが敷き詰めるだけで30袋は必要でストックが無い。漏水部の穴を埋めるだけでも12袋要したし、それだけで汗身泥の状態になって戦闘意欲は萎むばかりだった。その上、アブの襲来が煩くてこめかみに止まったのを一発バシッとやったのだが逃げられ、おまけは眼鏡のツルが広がってしまい不便な事、不便な事。ホント、やってらんない!気分になる。

 半割橋を外し台木になっていた丸太を動かしてから漏水穴の掘り下げと成形を行い、ようやく土嚢を詰めることが出来るのだ。先日に流入水を止めていたものの、オーバーフロー部のどこからか滲んでくる水までは阻止できなくて、一回に一輪車で運べる土嚢の数3袋を作っては押し込み、作っては押し込みしている間に水が溜まったしまった。それでもオーバーフロー部から溢れさせるよりは作業はし易い。

 今回は土の投入はしなかったから水だまりが出来ていても不都合ではなかったと思えるものの、作業の邪魔になる流水は止まっていたほうがありがたい。
 土嚢の数は最小限の12袋だったのだが地盤の成形を行ったことで半割丸太の橋を据える場所が無くなって土嚢の上に据えた形になった。これはこれで致し方が無い。
 池の湛水に着手した当時、オーバーフロー部はまだなくて流れのままで水面も低く沈殿泥も浅かったものの、オーバーフロー部を設置し水位を維持するようになってから泥が堆積し始め、その都度オーバーフロー部を上げてきた。その結果、用土も無い事もあって丸太を積み上げ両端を土嚢で押さえる工法を続けたのだが、丸太の隙間はいかんともしがたく、今になれば漏水の元凶でもある。

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