上の池、オーバーフロー部の漏水穴の補修が済んだ。当初は流れた土砂の部分を土嚢で詰めようと考えたのだが敷き詰めるだけで30袋は必要でストックが無い。漏水部の穴を埋めるだけでも12袋要したし、それだけで汗身泥の状態になって戦闘意欲は萎むばかりだった。その上、アブの襲来が煩くてこめかみに止まったのを一発バシッとやったのだが逃げられ、おまけは眼鏡のツルが広がってしまい不便な事、不便な事。ホント、やってらんない!気分になる。
半割橋を外し台木になっていた丸太を動かしてから漏水穴の掘り下げと成形を行い、ようやく土嚢を詰めることが出来るのだ。先日に流入水を止めていたものの、オーバーフロー部のどこからか滲んでくる水までは阻止できなくて、一回に一輪車で運べる土嚢の数3袋を作っては押し込み、作っては押し込みしている間に水が溜まったしまった。それでもオーバーフロー部から溢れさせるよりは作業はし易い。
今回は土の投入はしなかったから水だまりが出来ていても不都合ではなかったと思えるものの、作業の邪魔になる流水は止まっていたほうがありがたい。
土嚢の数は最小限の12袋だったのだが地盤の成形を行ったことで半割丸太の橋を据える場所が無くなって土嚢の上に据えた形になった。これはこれで致し方が無い。
池の湛水に着手した当時、オーバーフロー部はまだなくて流れのままで水面も低く沈殿泥も浅かったものの、オーバーフロー部を設置し水位を維持するようになってから泥が堆積し始め、その都度オーバーフロー部を上げてきた。その結果、用土も無い事もあって丸太を積み上げ両端を土嚢で押さえる工法を続けたのだが、丸太の隙間はいかんともしがたく、今になれば漏水の元凶でもある。

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