トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

**今日の一歌

2021-08-25 | 温故痴新
              この頃は逢ひたい友の多かれど
                            わけて逢いたい新島先生       徳富蘇峰

              今コロナ飲みたい場所は多かれど
                           たって行きたい新婚の友

キジョランの定植

2021-08-25 | 蝶の食草園
 S先生が播種養成したキジョランの当歳苗を頂いた。小生も三月に播種し発芽したのは16本で、これをロングポットに4本づつ4ポットを用意したのに全て枯れ死させてしまった。反対に役にも立たないシタキリソウの複数苗ロングポットは失うものも出ず育っている。まあ、御母日傘で失敗したような訳なのだが、採種した蔓はフイールドで初めて結実させた蔓で莢を残して枯れてしまった故に当座、二世代目は見通しが無い。

 そんな折に頂いた寄せ苗仕立てなので何が何でも元気に育ってもらいたい。植え付け場所はS先生に選んでいただいたエノキの根元で「土質・日照・絡ませる樹」及び「観察容易」の条件を満たした所なのである。
 ここに深く広めに植穴を穿って竹粉堆肥と腐葉土を掘り上げた土と撹拌して用土として定植した。根鉢は崩れなかったので水決めの時に棒を差し込んで密着させる必要もなくバケツ一杯分の水を与えて定植は完了だ。このままだと刈り払われたり踏まれたりされる恐れが多分にあるから、園芸支柱を用意できるまでの間は竹で囲って保護とした。
姿
 植え付け時はダランとバラけた情けない姿になってしまったものの翌日は天候不順で見なかったのだが、翌々日にはピンと立ち上がり何となく大きくなった様子さえ感じられる。この日、しっかりした園芸支交換するつもりだったのにご出勤時には綺麗に忘れていた。ああ、忘却とは忘れ去る事なり、忘れ得ずして忘却はアカン。危機管理は最低限の手入なのだ。

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今日のトンボ「翅端斑のあるマユタテアカネ」初見

2021-08-25 | 小父のお隣さん
 エノキ林の林床でリスアカネに続いて翅端斑のあるトンボを視認する。リスアカネよりやや小型で色合いも黄色に寄っているからメスとだけは見当がついたのだがリスアカネとは思わなかった。とりあえず撮影しながら頭部を確認するとマユタテの面だった。
 S先生とSさんを呼んで確認してもらうとマユタテのメスで未熟体らしい。話をするうちに思い出したのは「マユタテのメスの中には翅端斑を現すタイプがいる」という事だった。どちらにしても何時も見ているタイプではないので忘れているのも当たり前でもある。自己肯定感はトンボの判定より大事・・・。