澎湖島のニガウリ日誌

Nigauri Diary in Penghoo Islands 澎湖島のニガウリを育て、その成長過程を記録します。

ハノイ「1912市場」の犬肉

2007年07月11日 16時28分33秒 | Weblog
灼熱のベトナムからなんとか帰国。
いろいろ面白い経験をしたが、最初の驚きは市場の犬肉だった。
メリア・ハノイ・ホテルの隣にある「1912市場」に行くと、食肉用の犬が山積みになっていた。こっそりと撮った写真(上掲)をご覧ください。

韓国や中国の華南地域でも犬肉を食べる習慣があるが、これほどおおっぴらに売られているのは初めてだ。毛をむしられた犬は、ちょっと見ただけでは子豚にも見える。だが、ピンと立った長いしっぽは犬そのものだ。
ハノイからハロン湾へと向かう街道筋でも、オートバイの籠に入れられた子犬を何度も眼にした。もちろん、ペットではなく食用だ。ジョーン・バエズが歌った「ドンナ・ドンナ」を思い出した。

ガイドのホアンさんによれば、われわれをホテルに送った後、夕食に犬肉料理を食べたという。値段は2ドル。かなり高価だ。酒を一緒に飲まないと、必ず下痢をするそうだ。身体を冷やす効果があるので、高血圧の人には向かない。市場の犬肉の中には、狂犬病に感染した肉もあるので、注意が必要だそうだ。

さすがに、食べてみたいとは、思わなかった。