澎湖島のニガウリ日誌

Nigauri Diary in Penghoo Islands 澎湖島のニガウリを育て、その成長過程を記録します。

坂本哲志総務政務官の”問題発言”

2009年01月06日 11時38分51秒 | Weblog

坂本哲志総務政務官の発言が問題となっているようだ。


派遣村「まじめな人たちか」 総務政務官

 坂本哲志総務政務官は5日の総務省の仕事始めで、仕事や住まいを失った人々を支援した東京・日比谷公園の「年越し派遣村」について「本当にまじめに働こうとしている人たちが公園に集まっているのか」と指摘。「『講堂を開けろ。人が出てこい』と学生紛争の時の戦略が垣間見える」とも述べ、政治的な色彩が濃いとの認識を示した。

 民主、国民新両党は5日夜、都内のホテルで開いた幹部懇談会で坂本政務官の発言を追及する方針で一致。民主党は今後の国会審議で罷免を要求していく方針だ。(05日 20:36)


この人の経歴を見ると、確かに「学生紛争」の時代と重なっている。

昭和25年11月6日生まれ
大津町立陣内小学校(現大津南小学校)
大津町立大津中学校
坂本てつし
熊本商大付属高校(現学園大付属高校)
中央大学 法学部 政治学科卒業

当時の中央大学なんて、4年間のうち、まともに授業があったのは2年間くらいのものではなかったか。その経験から、坂本氏が「学園紛争の時の戦略がかいま見える」と言ったのは、決して間違いではない。「派遣村」なるものが大々的に報道されて、その「村長」とかいう人が、プロ活動家風の口調でマスコミのインタビューに応えているのを見ると、私自身、坂本氏と同様の印象を受けた。

でも、マスコミが虎視眈々と麻生政権閣僚の「失言」を引き出そうとしているのに、仕事始めの挨拶に率直な印象?を喋るなんて本当にKYな人ではないか。

それと同時に、マスコミの的はずれな報道にもほとほと愛想が尽きる。今年も視聴率狙いの大衆迎合報道を続けるのか?「百年に一度の危機」らしいのに…。