澎湖島のニガウリ日誌

Nigauri Diary in Penghoo Islands 澎湖島のニガウリを育て、その成長過程を記録します。

中国知識人の国営テレビ批判

2009年01月15日 11時07分31秒 | Weblog

中国共産党独裁政治を批判する「零八憲章」に続いて、中国知識人の国営テレビ批判が報道されている。

中国で、作家や弁護士らが、国営テレビについて中国政府の宣伝ばかりを放送していると批判する文書をインターネット上に発表し、当局は、胡錦涛政権に反発する動きに対する警戒を強めています。

この文書は、中国国営の中央テレビについて「視聴をボイコットし、洗脳を拒絶する」と題して中国の著名な作家や弁護士らあわせて22人が、連名でインターネット上に発表したものです。この中では、中国中央テレビが市民の政府に対する抗議行動について冷淡な扱いしかせず、喜ばしい話題ばかりを伝えて社会問題を十分に報道していないなどと厳しく批判しています。文書に署名した弁護士の1人は、NHKの取材に対して「中国の報道はもっと開放されるべきだと思い、当局による尋問や拘束も覚悟のうえで賛同した」と述べました。中国では先月にも、300人以上の有識者らが共産党の一党支配体制を痛烈に批判する文書を発表したばかりです。このため中国政府は、民主化を求める学生らの運動が武力で鎮圧された天安門事件からことし6月でちょうど20年になるのを前に、胡錦涛政権に反発する動きが広がることへの警戒を強めています。(NHKニュースより)


蟻の一穴という言葉が示すように、中国共産党政権にとっては、インターネット上の政府批判が最も怖いのだろう。
世界金融危機がじわじわと中国企業にもダメージを与えている今、一連の反政府運動には目が離せない。

視聴率目当てのバカ番組ばかり放送していながら、「報道の自由」などとエラそうにしている日本の民放各社は、中国の国営テレビ批判報道を他人事のように嗤っていられるのだろうか?

 


老醜を晒す久米宏

2009年01月15日 00時53分26秒 | マスメディア

夜は誰にも邪魔されずに好きな音楽を聴くことにしている。今夜はマーラーの交響曲第6番「悲劇的」を聴いていたのだが、田母神・元航空幕僚長がTV出演することを知り、久しぶりにリモコンをONにした。

「久米宏のテレビってヤツは!?」という番組なのだが、私の嫌いな方々(姜尚中、久米宏)が出ているので、これまで見たことはなかった。今夜はレギュラー?のはずの姜尚中が不参加で、拍子抜けというか、イヤなものを見ないで済んだというような気分だった。

田母神氏の他には、森永卓郎、東国原知事、山田五郎、室井佑月が出演した。
予想どおりと言うべきか、久米宏の司会は、田母神氏を皮肉るばかりで、まともな会話は成り立たなかった。東大、早稲田、慶應の学生もスタジオにいたが、その中の東大生の容貌をおちょくったりしたのも実に不愉快だった。

田母神氏に対しては、7千万円の退職金をどう使ったのかと嫌味たっぷりに訊いたり、司会者であるにもかかわらず「護憲派」の代表のような顔をして「自説」を説く態度はとても容認できるものではなかった。
久米宏の「平和論」などは、古びた進歩的文化人の受け売りに過ぎない。もっと言えば、TBSの報道姿勢をなぞっているに過ぎないのだが、あのエラそうな態度は何様なのか。

久米宏の言動を見ていると、典型的な早稲田大学OBという感じがする。「野党気取り」「粗雑な論理」「東大コンプレックス」「いいかっこしい」「気取り屋」「小心・軽薄」…こんな言葉がすべて当てはまるようだ。
それと、よほど自分の容姿に自信があるのか、人をみかけで判断する傾向が強いようだ。田母神氏には、「モンスターのような人かと思っていたら、小さな方なんですね」と軽口を叩き、会場の東大生に向かって「君の名前は”勝利”だが、顔は”敗北”みたいだね」などとよく言えたものだ。自分の顔を鏡で見ればいい。白髪だらけのクソじじいではないか。

防衛庁時代の田母神氏は、こんなバカ番組を見る時間もなかったろうから、いざ出演してみて、あまりの程度の低さに驚き、憂国の情をますます深めたのではないか。

TBSは、室井某というバカ女をこんなときに使うべきではなかった。よってたかって、田母神氏を貶めようとする番組の意図が、室井のアホ発言の連発で、ぶっとんでしまったではないか。図らずも視聴者は、TBSの制作意図を見透かすことになったはずだ。

あの姜尚中が「紅白歌合戦」にまで出たからといって、田母神氏まで真似する必要はない。田母神氏におかれましては、ぜひ、まともな番組を選んで出演し、自説を主張していただきたい。