NHKスペシャル「Japanデビュー」第1回「アジアの”一等国”」(4月5日放送)は、日本の台湾統治を採り上げた。その内容は、中国共産党政府の台湾統一工作に加担し、台湾人に”嫌日感情”を植え付けようとするものだった。「人間動物園」「日台戦争」というような異常な表現は、日台の歴史を誤って認識させるばかりでなく、公共放送としての見識を疑わせるものだった。
今日、4千人近い視聴者がNHKを東京地裁に提訴したという事実は、まだまだ良識ある人がいるのだなという思いを強くした。
「アジアの”一等国”」の一部が次にUPされています。おどろおどろしいナレーションで始まるこの番組は、当時のアジア、日本が置かれていた国際環境を考えることなく、一方的に日本の台湾統治を断罪しています。
一方、米国のディスカバリー・チャンネルが制作した「知られざる台湾~台南市の歴史」では、日本の台湾統治を客観的な眼で記録しています。両者を比較してみると、NHKがいかに歴史をねじ曲げ、センセーショナルな番組作りをしているかよく分かります。ぜひ、アクセスしてみてください。
《NHK「アジアの”一等国”」より」》
http://www.youtube.com/watch?v=UGdU45VIXmA
《ディスカバリー・チャンエル「知られざる台湾~台南市の歴史」より》
http://www.youtube.com/watch?v=YG9HvrgwmaM
NHKの台湾支配報道は「捏造」 歴史研究者ら8千人提訴戦前の台湾に対する日本の植民地支配を報じたNHKのドキュメンタリー番組は「事実を捏造し、放送法違反に当たる」として、歴史研究者や視聴者ら8389人が25日、NHKに1人当たり1万円の損害賠償を求め東京地裁に提訴した。 番組は4月5日放送のNHKスペシャル「シリーズ・JAPANデビュー」の第1回「アジアの“一等国”」。植民地時代の台湾について、現地で発見された台湾総督府文書などの資料や、当時を知る住民へのインタビューを基に構成した。 原告は小田村四郎・元拓殖大総長や中村粲・昭和史研究所代表のほか、インターネットなどを通じ集まった視聴者ら。 訴状で原告側は「番組は当時の日本がいかに現地の住民を虐待、差別、利用したかを延々と述べている」と主張。放送後に現地調査をした結果、出演した住民のほぼ全員がNHKに訂正と抗議を求めたとし「悪質なやらせ取材などがあった」としている。 NHK広報局は「訴状を受け取っておらずコメントできない。番組内容には問題がなかったと考えている」としている。 |
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