澎湖島のニガウリ日誌

Nigauri Diary in Penghoo Islands 澎湖島のニガウリを育て、その成長過程を記録します。

NHKの偏向報道を提訴~「アジアの”一等国”」

2009年06月25日 17時12分05秒 | Weblog

NHKスペシャル「Japanデビュー」第1回「アジアの”一等国”」(4月5日放送)は、日本の台湾統治を採り上げた。その内容は、中国共産党政府の台湾統一工作に加担し、台湾人に”嫌日感情”を植え付けようとするものだった。「人間動物園」「日台戦争」というような異常な表現は、日台の歴史を誤って認識させるばかりでなく、公共放送としての見識を疑わせるものだった。

今日、4千人近い視聴者がNHKを東京地裁に提訴したという事実は、まだまだ良識ある人がいるのだなという思いを強くした。



「アジアの”一等国”」の一部が次にUPされています。おどろおどろしいナレーションで始まるこの番組は、当時のアジア、日本が置かれていた国際環境を考えることなく、一方的に日本の台湾統治を断罪しています。
一方、米国のディスカバリー・チャンネルが制作した「知られざる台湾~台南市の歴史」では、日本の台湾統治を客観的な眼で記録しています。両者を比較してみると、NHKがいかに歴史をねじ曲げ、センセーショナルな番組作りをしているかよく分かります。ぜひ、アクセスしてみてください。

《NHK「アジアの”一等国”」より」》

http://www.youtube.com/watch?v=UGdU45VIXmA

 

《ディスカバリー・チャンエル「知られざる台湾~台南市の歴史」より》

http://www.youtube.com/watch?v=YG9HvrgwmaM





 

NHKの台湾支配報道は「捏造」  歴史研究者ら8千人提訴

 戦前の台湾に対する日本の植民地支配を報じたNHKのドキュメンタリー番組は「事実を捏造し、放送法違反に当たる」として、歴史研究者や視聴者ら8389人が25日、NHKに1人当たり1万円の損害賠償を求め東京地裁に提訴した。

 番組は4月5日放送のNHKスペシャル「シリーズ・JAPANデビュー」の第1回「アジアの“一等国”」。植民地時代の台湾について、現地で発見された台湾総督府文書などの資料や、当時を知る住民へのインタビューを基に構成した。

 原告は小田村四郎・元拓殖大総長や中村粲・昭和史研究所代表のほか、インターネットなどを通じ集まった視聴者ら。

 訴状で原告側は「番組は当時の日本がいかに現地の住民を虐待、差別、利用したかを延々と述べている」と主張。放送後に現地調査をした結果、出演した住民のほぼ全員がNHKに訂正と抗議を求めたとし「悪質なやらせ取材などがあった」としている。

 NHK広報局は「訴状を受け取っておらずコメントできない。番組内容には問題がなかったと考えている」としている。

 

 


映画「台湾人生」と蕭錦文氏

2009年06月25日 08時39分54秒 | 台湾
5月末、台北「二二八記念館」でお会いした蕭錦文(しょう・きんぶん)氏が登場する日本映画「台湾人生」が、いよいよ今週の土曜日(6月27日)劇場公開される。酒井充子監督が、台湾の日本語世代を丹念に取材した注目すべき作品だ。彼らの多くは、もうすでに80歳代半ば、残された時間は少ない。こんな時期に、ドキュメンタリー映画を遺そうと決心した酒井監督には、心から敬意を表したい。

 (蕭錦文氏と…二二八記念館)

劇場公開といっても、小さな映画館での早朝ロードショウ。それでも、少なからぬ人の注目を集めることは間違いない。
84歳の蕭錦文氏は、この劇場公開のために日本に駆けつけてくれるようだ。再会が待ち遠しい。


《公開予定》
6月27日(土) 上映前
 ゲスト : 酒井充子監督 舞台挨拶
6月28日(日)上映後
 ゲスト : 酒井充子監督 舞台挨拶

7月4日(土) 上映後
 ゲスト : 蕭錦文さん(出演者)×酒井充子監督
7月5日(日) 上映前
 ゲスト : 蕭錦文さん(出演者)×酒井充子監督
7月11日(土) 上映後
 ゲスト : 鈴木邦男さん(評論家)×酒井充子監督
7月12日(日) 上映後
 ゲスト : 二井康雄さん(映画ジャーナリスト)×酒井充子監督
7月18日(土) 上映後
 ゲスト : 小林茂さん(映画監督『わたしの季節』『チョコラ!』)
       ×酒井充子監督
7月19日(日) 上映後
 ゲスト : あがた森魚さん(ミュージシャン

《劇場》 ポレポレ東中野(東京都中野区)