澎湖島のニガウリ日誌

Nigauri Diary in Penghoo Islands 澎湖島のニガウリを育て、その成長過程を記録します。

鶴瓶の家族に乾杯スペシャル~台南特集

2009年08月14日 08時51分44秒 | マスメディア

8月17日(月)午後7時半から、NHK・TV「鶴瓶の家族に乾杯」で台湾・台南特集が放送される。以前、ベトナム・ホイアン、韓国・済州島を採り上げたことがあり、初めての海外ロケというわけではない。

【鶴瓶の家族に乾杯スペシャル~台南編】
 http://cgi4.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&date=2009-08-17&ch=21&eid=21608

NHKスペシャル「アジアの”一等国”」(4月5日放送)が偏向報道だとして糾弾されるなか、NHKが初めて採り上げる台湾関連番組だ。バラエティ番組とはいえ、その内容が注目される。

今朝、NHKニュースは、台湾の台風被害について、「台湾当局」「台湾の馬英九政権は…」と報道していた。「台湾政府は…」とか「中華民国政府は…」とは決して言わないのだ。「馬英九政権」とわざわざ言う狙いは、あたかも強圧的な権力を行使して、台湾を不法占拠している政権であるかのような印象を与えるためではないか。

周知のとおり、現在の中国国民党・馬英九政権は、決して非合法の政権ではない。公正な民主選挙によって選ばれた政権だ。これは民進党支持者であっても認めるところだ。
大陸・中国の共産党政権こそ、一度も民主的選挙を実施したことのない一党独裁政権である。中共(=中国共産党)は、大躍進運動、文化大革命などを通じて、何千万人もの民衆を餓死あるいは虐殺してきたが、いまだその歴史的総括を行っていない。

ジャーナリストとしてそのことを知りながら、わざわざ「ひとつの中国」「媚中」報道を続けるNHK。まさか、「鶴瓶の家族に乾杯」の中で、「ひとつの中国」「中華民族」を強調するとは思いたくはないが、もっともっと、注意深く監視する必要がありそうだ。