澎湖島のニガウリ日誌

Nigauri Diary in Penghoo Islands 澎湖島のニガウリを育て、その成長過程を記録します。

人種主義が見え隠れするマグロの捕獲規制

2009年08月12日 04時46分17秒 | 社会

モナコという国は、面積1.95平方キロ、人口3万人強の超ミニ国家だ。一般の日本人には、モナコグランプリや切手くらいしかなじみがない。

このモナコが、奇妙な主張を始めた。クロマグロの捕獲規制だ。シーラカンスと同じように絶滅の危惧があるので、ワシントン条約に基づき捕獲規制を求めるという。これには、ドイツ、フランスなどの欧州諸国も賛成の意向だと伝えられる。

すでに鯨の例で明らかだが、鯨の捕獲規制が「地球環境保護」というイデオロギーに結びつけられ、その結果、鯨を捕食する日本が「悪役」を押しつけられている。今回のマグロでも同様で、欧米諸国が日本をつるし上げる光景に、人種主義的な悪意を見るのは筆者だけなのか。

第2次大戦に敗北した日本。その結果、欧米式イデオロギーが押しつけられ、伝統的な日本精神は失われた。米国の庇護のもと、「便利な財布」としてのみ、日本は欧米諸国に重宝されてきた。
今度は、マグロをネタに日本を強請(ゆす)ろうというのか?こんなゆすり、たかりを日本政府は断固拒否すべきだ。
最近、寿司に目がない私は、本当に怒った!?

 

「取引禁止」に反対=大西洋産クロマグロで-政府

 モナコなど欧州の一部の国が、大西洋と地中海で捕獲される高級魚クロマグロ(本マグロ)の国際取引の禁止を目指していることに対し、農水省は10日、日本政府として反対の意向を明らかにした。すしや刺身に使われ、禁止されると影響が大きいため、「(国際機関の)管理の下で、保存・管理を実施すべきだ」(井出道雄農水事務次官)と反発している。
 大西洋・地中海産クロマグロの漁獲量は年3万3000トンで、うち約2万トンが日本で消費されている。モナコは7月、絶滅の恐れがある生物を定めたワシントン条約の対象とするよう各国に呼び掛けており、英国やドイツ、フランスなどが同調する見通しだ。(2009/08/10-17:40)