澎湖島のニガウリ日誌

Nigauri Diary in Penghoo Islands 澎湖島のニガウリを育て、その成長過程を記録します。

台風6号は放射性物質を拡散したか?

2011年07月21日 20時47分10秒 | 社会

 ドイツ気象局(DWD)が発表したという、日本上空における放射性物質の拡散予想データを見つけた。

 


 明日、7月22日の拡散予想は、上記の2枚。これを見ただけで、ゾッとする人も多いのではないか。
 実際にドイツ人は、このような予報図を日常的に見ている。福島原発事故の当日でも、放射性物質の汚染状況が公表されて、ドイツの知人からは「大丈夫か」という問い合わせ委のメールが届いたほどだった。「知らぬは日本人ばかり」だ。

 台風6号は、福島県を避けるかのように急カーブして、太平洋上に戻った。現在、東日本には、強い北東風が吹いているが、それにともなって放射性物質が舞い上がり、各地に降り注いでいるのかどうか?



(東京都日野市における放射線量のリアルタイムデータ  出典:https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/b0/36b79753770cf20e59528fec08ef50ef.jpg

 これは放射線量のデータであり、放射性物質のデータではないが、リアルタイムでの変化は、放射線量で見るしか方法がない。それを前提にして言えば、現在「放射線量の特段の変化は見られない」という状況にある。

 東京都日野市では、台風6号による影響は見られない、というのが結論になりそう。ドイツのデータは、視覚的にもセンセーショナルだが、今回外れたからと言って、今後無視するのは尚早。外国の指摘を「見て見ぬふりをする」のは、危ういことだ。