「ミヤネ屋」(読売テレビ)を見ていたら、中国の高速鉄道事故を採り上げていた。事故原因については、中国に対して辛口の批評が多かったようだが、中国の鉄道網を表した図を見て唖然とした。
それは下図のとおりなのだが、驚くのは2020年には台湾海峡に高速鉄道が付設される予定になっていること。台湾海峡に海底トンネルを掘るらしい。そうなったら、我が愛しの澎湖諸島はどうなってしまうのか? もちろん、これは中国側の一方的な計画だろうが、それをそのままTV番組で引用し、今回の事故の説明資料に使うとは、あまりにも無神経だ。
「ひとつの中国」「中台関係」等々のありふれた議論を繰り返すつもりはないが、ひとつだけ言っておきたい。読売テレビの番組制作者は、これが意図的であるのなら、貴方は中国のスパイ。何も気づかず制作したのなら、マスメディアに携わる能力に欠けた人だ。おそらくコネ採用のバカボンでしょうね。
【読売テレビが引用した2020年の中国高速鉄道網】