澎湖島のニガウリ日誌

Nigauri Diary in Penghoo Islands 澎湖島のニガウリを育て、その成長過程を記録します。

雑誌「Frau」の「ありがとう、台湾!」特集

2011年07月14日 17時09分54秒 | 台湾

  コンビニの雑誌の棚に「Frau」という女性月刊誌(講談社)を見つけ、即購入。



 「Frau8月号」は、「感謝台湾 ありがとう、台湾!」という特集を組んでいる。東日本大震災に対して台湾から170億円もの義捐金が届けられたにもかかわらず、日本政府は公式に台湾政府にお礼を言わなかった。これに疑問を感じた、Frauの編集者が、ふつうの日本人として台湾の皆さんにお礼を言いたいという動機から、この特集が組まれたという()。日本政府だけでなく、「朝日」やNHKなどのマスメディアも、台湾からの義援金をほぼ無視した。心あるマスコミ関係者にとっては、これに強い憤りを感じたことだろう。講談社の中に、「感謝台湾」の特集を実現させた人達がいるという事実は、マスメディアに対して不信感を募らせる我々にとっても朗報だった。

 http://blog.frau-web.net/editor/

 特集のサブタイトルには「訪れて楽しむことが、一番のお礼だと思うから」と書かれている。70頁以上にも及ぶ特集は、とても充実した内容。「ありがとう、台北! MAP」が付いているのもいい。

 以前、「SAPIO」(小学館)も台湾特集を何度も組んだ。だが、SAPIOは政治的主張が強いので、読者の大半は男性だったはず。
 逆に、この「Frau」は女性誌なので、男の目にはほぼ留まらない。女性の方が、ごく自然に感謝の気持ちをもてるのかも知れない。

 


「釣りバカ日誌」台湾編誕生とNHK

2011年07月14日 08時10分52秒 | 台湾

 一昨日の朝、NHKニュースが「釣りバカ日誌~台湾編」の話題を報じた。(※)
※  http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110712/k10014142611000.html

 中国の顔色を窺うNHKにしては、異例の報道だった。NHKがこの話題を通じて、中国報道とのバランスをとろうとしているのか知らないが、結果としては、台湾からの義援金が他を圧して巨額であったことが、一般の視聴者にも知れ渡る役割を果たした。

 「台湾では東日本大震災の後、日本円で170億円余りの義援金が寄せられていて、やまさきさんや北見さんらがこうした支援に対する感謝の気持ちを表そうと、「釣りバカ日誌」を台湾を舞台に描くことになったということです。」

 「釣りバカ日誌」の作者二人は、このように率直に感謝の気持ちを表そうとした。一方、NHKは中国の眼を気にしながら、こういうニュースを流すことで、「日台友好」のシグナルを送った?! いや、考え過ぎか…。

 

「釣りバカ日誌」 台湾編誕生へ

7月12日 5時16分 動画あり twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

東日本大震災を受けて、日本円で170億円余りの義援金が寄せられている台湾の人たちへの感謝の気持ちを表そうと、人気漫画の「釣りバカ日誌」が台湾を舞台に描かれることになり、原作者らが現地を取材に訪れました。

台湾を訪れたのは、漫画「釣りバカ日誌」の原作者のやまさき十三さんと、漫画家の北見けんいちさんで、11日午後、台北の空港に到着しました。2人は、鉄道で南部の高雄に移動した後、フェリーに乗って海辺の町に入り、地元でどんな魚が取れるかを取材して写真に収めたり、地元の若者たちと会話を交わしたりしました。台湾では東日本大震災の後、日本円で170億円余りの義援金が寄せられていて、やまさきさんや北見さんらがこうした支援に対する感謝の気持ちを表そうと、「釣りバカ日誌」を台湾を舞台に描くことになったということです。2人は今月14日まで台湾各地を訪れて取材を行い「台湾編」のストーリーなどの構想を練るということで、ことし9月ごろからおよそ3か月にわたって漫画雑誌に掲載する予定だということです。北見さんは「日本は震災や原発事故によって全体的に活気がなくなっているので、生活を楽しんでいる台湾の人たちの元気が日本に伝わるような漫画にしたい」と話していました。