昨秋、地震予測サイト「ハザード・ラボ(Hazard Lab)」が立ち上がって以来、毎週二回、火曜日と金曜日に発表される予測情報に注目している。その「ハザード・ラボ」が昨日の北海道地震をピタリと的中させた。
一昨日(2月1日)午後7時発表の予測※では「青森から北海道東部にわたるエリアでM5クラスの地震が複数回起きる」「さらに千島列島より北側のエリアでは、M6以上の地震が起きる可能性がある」とされた。その根拠は「シアトル及びオーストラリアのパスに異常が見られたため」としている。この予測情報は、電離層に反射するFM電波の異常を感知し、過去の地震データと照らし合わす方法によるもので、電気通信大学などで研究が進められているが、「地震学」「地球物理学」(この分野は東大など旧帝国大学が独占的に研究)の「権威」からはまだ「認知」されていない。
※ http://www.hazardlab.jp/know/news/
東日本大震災以来、地震学会では「そもそも予知は不可能だった」と言い出す東大教授も出現し、「地震予知」への道程さえ怪しくなっている。
一般の庶民にとっては、どんな方法であっても、それが科学的根拠に基づくものなら、参考情報として採り入れ、我が家の防災に役立てようとするのは当然のことだ。
その意味において「ハザード・ラボ」の出現は画期的。昨夜の北海道地震をずばりと的中させたのだから、政府筋ももっと財政的援助を考えるべきだろう。
「苦しいときの神頼み」ならぬ「地震が心配ならハザード・ラボを見」ようではないか!
北海道で震度5強=青森も5弱、原発異常なし
時事通信社 - 02月03日 01:01
2日午後11時17分ごろ、北海道から関東地方にかけて地震があり、北海道釧路市などで震度5強の揺れを観測した。気象庁によると、震源地は十勝地方中部で、震源の深さは約108キロ、地震の規模(マグニチュード)は6.5と推定される。
北海道電力によると、運転停止中の泊原発に地震の影響は出ていない。東北電力によると、青森県の東通原発にも異常はないという。
北海道などによると、帯広市の女性が割れたガラスで足を切ったほか、釧路市で女性がやけど、北見市でベッドから落ちた60代男性が肩を脱臼するなど計5人がけがをした。また、釧路市や浦幌町など1市4町で一時、計約700戸が停電した。
気象庁の永井章地震津波監視課長は3日未明、記者会見し、「北海道の陸側プレートの下に深く沈み込む海側プレートの中で起きた縦ずれ型の地震とみており、広い範囲に揺れが伝わった。念のため1週間程度、震度4程度の余震に注意してほしい」と述べた。
主な各地の震度は次の通り。
震度5強=北海道釧路市、根室市、浦幌町
震度5弱=青森県東通村、北海道帯広市、安平町
震度4=北海道千歳市、北見市、青森県八戸市、盛岡市、宮城県登米市
震度3=北海道石狩市、札幌市、青森市、岩手県宮古市、宮城県気仙沼市、秋田市、山形県中山町、福島県桑折町。
一昨日(2月1日)午後7時発表の予測※では「青森から北海道東部にわたるエリアでM5クラスの地震が複数回起きる」「さらに千島列島より北側のエリアでは、M6以上の地震が起きる可能性がある」とされた。その根拠は「シアトル及びオーストラリアのパスに異常が見られたため」としている。この予測情報は、電離層に反射するFM電波の異常を感知し、過去の地震データと照らし合わす方法によるもので、電気通信大学などで研究が進められているが、「地震学」「地球物理学」(この分野は東大など旧帝国大学が独占的に研究)の「権威」からはまだ「認知」されていない。
※ http://www.hazardlab.jp/know/news/
東日本大震災以来、地震学会では「そもそも予知は不可能だった」と言い出す東大教授も出現し、「地震予知」への道程さえ怪しくなっている。
一般の庶民にとっては、どんな方法であっても、それが科学的根拠に基づくものなら、参考情報として採り入れ、我が家の防災に役立てようとするのは当然のことだ。
その意味において「ハザード・ラボ」の出現は画期的。昨夜の北海道地震をずばりと的中させたのだから、政府筋ももっと財政的援助を考えるべきだろう。
「苦しいときの神頼み」ならぬ「地震が心配ならハザード・ラボを見」ようではないか!
北海道で震度5強=青森も5弱、原発異常なし
時事通信社 - 02月03日 01:01
2日午後11時17分ごろ、北海道から関東地方にかけて地震があり、北海道釧路市などで震度5強の揺れを観測した。気象庁によると、震源地は十勝地方中部で、震源の深さは約108キロ、地震の規模(マグニチュード)は6.5と推定される。
北海道電力によると、運転停止中の泊原発に地震の影響は出ていない。東北電力によると、青森県の東通原発にも異常はないという。
北海道などによると、帯広市の女性が割れたガラスで足を切ったほか、釧路市で女性がやけど、北見市でベッドから落ちた60代男性が肩を脱臼するなど計5人がけがをした。また、釧路市や浦幌町など1市4町で一時、計約700戸が停電した。
気象庁の永井章地震津波監視課長は3日未明、記者会見し、「北海道の陸側プレートの下に深く沈み込む海側プレートの中で起きた縦ずれ型の地震とみており、広い範囲に揺れが伝わった。念のため1週間程度、震度4程度の余震に注意してほしい」と述べた。
主な各地の震度は次の通り。
震度5強=北海道釧路市、根室市、浦幌町
震度5弱=青森県東通村、北海道帯広市、安平町
震度4=北海道千歳市、北見市、青森県八戸市、盛岡市、宮城県登米市
震度3=北海道石狩市、札幌市、青森市、岩手県宮古市、宮城県気仙沼市、秋田市、山形県中山町、福島県桑折町。