澎湖島のニガウリ日誌

Nigauri Diary in Penghoo Islands 澎湖島のニガウリを育て、その成長過程を記録します。

『世界らん展 日本大賞2013』に行く

2013年02月23日 18時02分23秒 | hobby
 昨日、「世界らん展 日本大賞2013」に出かける。

 親族が出品しているコーナーを見てから、台湾の蘭のコーナーへ。何年か前「世界ふしぎ発見!」(TBS)で嘉義大学(日本時代の嘉義農林学校)で品質改良が続けられている蘭園が紹介された。台湾の蘭栽培は、日本時代、原住民が居住する中央山脈地帯の密林から原生蘭を採取して改良が進められた。台湾総督府の技師・八田與一もこの蘭を好んでいたという。

 台湾は、現在、世界一の蘭の輸出国。この蘭展でも、数々の美しい花が出品されていた。


 美しい花を見た後で、ひと言。
 この会場の一角には、在日中国大使夫人が出品したという蘭の花(花瓶)と挨拶文が展示されていた。そこには、常にガードマンがいて動かない。

 在日中国大使夫人の挨拶文がこれ。

 要するにこの挨拶文は、「中国はひとつであり、台湾も中国の一部。台湾の蘭は、中国で栽培されてきて、愛でられてきた」と言っているのだ。美しい蘭の花にも政治が介入するという事実。日本人の暢気さにつけ込む、この中国のやり方には腹立たしい思いがする
 この蘭展は、明日24日まで。