日本統治時代の台湾では、当然のこととして日本式の教育制度、教育内容が取り入れられた。それを「日本帝国主義による皇民化教育」だと非難する向きもあるが、事実はそれほど単純ではない。ある社会が近代化するためには、社会基盤(インフラ)の整備が必要で、そのためには巨額の資金、適正執行を可能とする組織が必要となる。台湾社会の近代化に関しては、台湾総督府がその任に当たった。台湾総督府には、後藤新平、新渡戸稲造、八田與一など、錚々たるテクノクラートがはせ参じた。
日本式教育の特色のひとつとして、修学旅行がある。台湾の日本語世代(日本語教育を受けた世代)が少なくなった現在、修学旅行の記憶が継承しようと、一冊の本が刊行された。
「日本統治時代の修学旅行」と題するその本について、詳しく紹介した映像がUPされたので、ここに紹介したい。
日本統治時代の修学旅行 世代の分断をつなぐ過去の思い出
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