団塊オヤジの短編小説goo

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都月満夫の短編小説集2

「羆霧(くまぎり)」
「容姿端麗」
「加奈子」
「知らない女」

都月満夫の短編小説集

「キヨシの帰省」
「出雲の神様の縁結び」
「ケンちゃんが惚れた女」
「惚れた女が死んだ夜」
「羆撃ち(くまうち)・私の爺さんの話」
「郭公の家」
「クラスメイト」
「白い女」
「逢縁機縁」
「人殺し」
「春の大雪」
「人魚を食った女」
「叫夢 -SCREAM-」
「ヤメ検弁護士」
「十八年目の恋」
「特別失踪者殺人事件」(退屈刑事2)
「ママは外国人」
「タクシーで…」(ドーナツ屋3)
「寿司屋で…」(ドーナツ屋2)
「退屈刑事(たいくつでか)」
「愛が牙を剥く」
「恋愛詐欺師」
「ドーナツ屋で…」
「桜の木」
「潤子のパンツ」
「出産請負会社」
「闇の中」
「桜・咲爛(さくら・さくらん)」
「しあわせと云う名の猫」
「蜃気楼の時計」
「鰯雲が流れる午後」
「イヴが微笑んだ日」
「桜の花が咲いた夜」
「紅葉のように燃えた夜」
「草原の対決」【児童】
「おとうさんのただいま」【児童】
「七夕・隣の客」(第一部)
「七夕・隣の客」(第二部)
「桜の花が散った夜」

「北海道のカニといえば何?」について考える

2014-02-23 09:32:00 | 語源・由来・起源
北海道では主に4種類のかにを食べることができます。タラバカニ、花咲ガニ、毛ガニ、ズワイガニです。
タラバガニと花咲ガニは実はヤドカリの仲間です。そのため両足の数が他のカニより2本少ないのがですが、ご存知でしたか。
タラバガニはタラの漁場でとれることからこの名前がつきました。両脚を広げると1メートルを超えるものもあり、太い足から出る大きな足身を食べるかにの王様です。
花咲ガニは花咲港で水揚げされていたことからこの名前がついています。旬の6~9月にとれる卵が、内子(からすみ状態のもの)、外子(粒子卵)ともに人気があります。
毛ガニは、甲は丸みを帯びた四角形。甲長約10センチ。橙(だいだい)色の体全体に長い剛毛が生えています。全身に毛が生えているから毛ガニなのです。実だけでなく、カニ味噌が美味しいです。別名、オオクリガニとも言います。
ズワイガニは、甲は丸みを帯びた三角形で表面に突起があります。雄は甲幅約18センチ、歩脚を伸ばすと約1メートルになります。雌は小形で、セイコガニ・コウバクガニとよばれます。日本海に産し、冬が特に美味です。地方によっては、エチゼンガニ、マツバガニとも呼ばれます

ついでに、とっておきの情報を一つ。
クリガニというのをご存知ですか。毛蟹同様クリガニ科の海産の蟹。クリガニは毛蟹とくらべると、ひと回り小さく、全体的に棘がするどく、特に4番目のぎざぎざが大きく左右に張り出しているため、甲羅がひし形と言うか5角型です。また、ハサミの先が黒ずんでいます。色は橙(だいだい)色の体全体に長い剛毛が生えており、足が10本あります。北海道北部からベーリング海、カリフォルニア沿岸にかけて、磯から浅海2~50メートルに生息しています。旬は冬で、12月から3月頃です。毛の生えぐあいなどが、毛ガニにそっくりですが、カニ身の肉量が少なく、カニ味噌の美味しさは毛蟹に劣りますが、毛蟹より値段も安いのでたっぷり食べたい方にはオススメです。
根室方面に行かれる方には意すすめです。地元でしかお目にかかれません。
北海道西部から三陸海岸から南側には、同じ仲間のトゲクリガニが生息しています。別名桜ガニともいわれるそうです。
北海道外の方は、タラバガニがお好きなようですが、北海道人にとっては「毛ガニの味噌がなまらうまいんでないかい」ということになります。
Photo

★タラバガニの雑学★
タラ漁場でよく網にかかった事から名づけられました。(発見当初は鱈の網に掛かる厄介者で駆除されていたそうです)
また、昔は捨てられたカニが山になっている場所を「殻場(からば)」といったそうです。それが、タラバになったとも言われています。
タラバガニが日本で、一般的に食材として食べられるようになったのは、意外と新しく明治維新の後の明治時代に入ってからだと言われています。
皆さんはよく「本タラバ」って言う名称をお聞きになるときがありますか?
「本タラバ」は「本当のタラバガニ」だから「本タラバ」って言うのです。それでは偽物がいるのかということになります。います。それは「アブラガニ」です。このアブラガニを「タラバ」として売られていました。
一部の悪徳商法の店や悪徳業者なら「アブラガニ」を「タラバカニ」として販売すれば普通にタラバを売るより仕入れの安い蟹をタラバガニとして高価で売れるので、めちゃめちゃ儲かります。
今では、そんな業者はいないと思いますが・・・。
Photo_2

タラバガニの中央の甲羅の突起が6個。アブラガニの中央の甲羅の突起は4個なのです。

したっけ。


コメント (8)
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倉内佐知子

「涅槃歌 朗読する島 今、野生の心臓に 他16篇(22世紀アート) 倉内 佐知子 22世紀アート」

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