エンジェル(Angel)はヘブライ・キリスト教、キューピッド(Cupid)はローマ神話(ギリシャ神話ではエロース(Eros)と呼ばれます)なので、起源はまったく別なのですが、確かに似たような姿で描かれることが多いですね。
見分け方は簡単で、弓矢をもっているのがキューピッドで、もっていないのがエンジェル(天使)だそうです。
なお、エンジェル(天使)についていうと、必ずしも子供の姿をしているわけではなく、ごく一部がそのような姿をとっているだけのようです。そもそも神によって創造された「神の使者」で、人間に神の意思を伝え、人間を守護する役目を持っている。したがって、人間の目には見えない、当然年齢も性別もないのだそうです。
エンジェル(Angel)というのは、ヘブライ・キリスト教で、「神の使い」をいいます。今では「天使(Angel)」として一緒にされていますが、聖書では二種類の「天使」がいることがわかります。
ひとつは「セラフィム(熾天使)・ケルビム(智天使)・オファニム(座天使)」のグループ。翼や目を多数持ち、人外の形態をとる存在として描かれ、『エゼキエル書』などでは「四つの顔(それぞれ牛・獅子・鷲・人の様)を持ち、四つの翼を持ち、四つの腕を持つ」とされ、車輪のようなオファニムを従えた姿で描かれています。中世以降、天使の階層で上位のグループとされています。
一方、神からの報せをもたらす天使(Malakhマルアーク)は「とても美しい男性の姿」で描かれ、一目では人との区別がつかないように描かれています。天使の階層では中・下位のグループにされています。天使の代表である、ミカエル(Michael)やガブリエル(Gabriel)などはこのマルアークです。受胎告知の天使であるガブリエルのみ、女性の姿で描かれます。
エゼキエル書(えぜきえるしょ)
[ 日本大百科全書(小学館) ]
The Book of Ezekiel
「イザヤ書」「エレミヤ書」と並ぶ『旧約聖書』の三大預言書の一つ。全体は48章で、紀元前593年バビロンでエゼキエルが預言活動を始めたときから、前571年新バビロニア王ネブカドネザル2世がフェニキアのツロ占領に失敗したときまでの預言を集めている。エゼキエルは、偶像礼拝などの報いとして、首都エルサレムの破壊とユダ王国の破滅という神の審判を語り、前587年エルサレム陥落で預言が実現すると、以後は一転して回復の預言を語った。とくに40~48章では、エルサレムの神殿礼拝の復興と律法の遵守によるイスラエル回復の幻を述べている。
キューピッド(Cupid)はローマ神話に於ける「愛の神(Cupido:クピト)」と呼ばれ異端の神で、愛、欲望、性愛の神様なのです。キューピッドの矢で射抜かれた人間は恋に苦しみ悩まなければならないのです。
ギリシャ神話の愛の神「エロース(Eros)※」と同一視はされますが、厳密には別の神だそうです。特にエロースは「ひげを生やした男性の姿」で描かれることもあり、羽をはやした幼児の姿で描かれるキューピッド(クピド)とは一線を画すと言えるでしょう。
したっけ。
図をみて頭が整理されました(^^;)
キューピッドとエロースは一緒だとおもってましたが違ったのですね~~。。。(▽ )
エロースはひげをはやしてるってことはもう成熟した大人の男性ですよね~、名前からしてこっちの方が官能的なイメージです。
キューピッドは、キューピーちゃんのような、かわいらしいぷりぷりのイメージです。
エンジェルもキューピッドも
とってもキュートなイメージがあるので、
できればエンジェルも
ちっちゃくて可愛い姿であってほしいです(*^。^*)
エンジェルでも、キューピッドでも、どうか、幸せを
運んできてくれますように。。。☆ミヽ(^o^)丿
私はキューピットって事だわ
だって、狙った男は射止めるもん
(● ̄▽ ̄●;)ゞぽりぽり
ゴスペルを習っていた?そうですか。
>図を見て整理されますた(^^;)
ありがたいお言葉。エクセルで図を作った甲斐がありました。
したっけ。
神の使いと、愛の使者。
愛は時として人を苦しめますが・・・。
最後はハッピーエンドがいいですね^^
したっけ。
自分で射止めてはダメですよ。
誰かのために射止めなくては・・・(笑)
したっけ。
それはご同様ですが・・・。
事実は曲げられません(笑)
したっけ。
天使は、2種類あるのは知りませんでした。
天使の図式で見ると、わかりやすいですね。(^-^)