奪還地域に多数の遺体 ウクライナ首都郊外のブチャ ロシア軍、撤収時に地雷設置か 4/3(日) 6:46配信
【イスタンブール時事】ロシア軍の撤退でウクライナ側が奪還した首都キーウ(キエフ)郊外のブチャで、民間人とみられる多くの遺体が横たわっていたことが2日、現地からの報道で分かった。
ウクライナの首都キーウ(キエフ)北西にあるブチャで、破壊された建物=2日(AFP時事)
ウクライナのゼレンスキー大統領は、北部から撤収するロシア軍が「地雷を仕掛けている」と主張し、退避した人々が戻るのは困難という見方を示した。
キーウの北西に位置するブチャは過去1カ月にわたってロシア軍が占拠した後、ウクライナ側が1日までに支配権を回復したとされる。
AFP通信によると、一つの通りで少なくとも20遺体が確認されるなど、凄惨(せいさん)な状況。いずれも民間人らしき服装で、手を縛られたままの遺体もあり、外見や状況から、何日間も放置されていたもようという。ブチャの市長は「これまでに280の遺体を集団埋葬した」と話した。 |
地雷の特徴「被害者の多くは戦争と関係ない一般市民」
地雷は、地中や地上に設置され、人や車両が踏んだり触れたりすることで爆発する兵器です。自分たちの土地の周辺に埋めることで敵の侵入を防いだり、敵が通るであろう場所で待ち伏せ攻撃するために使われます。他の兵器とは異なる地雷の大きな特徴を4つ紹介します。
1.「人を殺すこと」を目的としない兵器 多くの地雷は、兵士の手足を失わせることを目的に作られています。そうすることで、傷ついた兵士を他の兵士2~3人が病院まで運ぶため、戦える敵の兵士の数を減らすことができます。 また、手足を失い苦しむ姿を他の兵士が見ることで、戦う気力を失わせることができます。地雷は身体的にも精神的にもダメージを与える兵器です。
2.残り続ける 一度埋められると、戦争が終わっても誰かが踏むか地雷除去するまで残り続けます。
3.人を選ばない 地雷は攻撃する相手を選びません。そのために被害者の7割以上は戦争とは関係のない一般市民です。 戦後、農作業中や買い物のため外出中、通学途中などふつうの生活の中で地雷被害に遭う人々、子どもたちがいます。
4.安い 地雷は1つ300円程度。戦費が少ない軍隊にとって使いやすい兵器です。1970~90年代に各地で頻発した内戦で多くの地雷が使われ、今も約60カ国に地雷が埋まっています。
対人地雷全面禁止条約「市民がつくった条約」 対人地雷の使用、貯蔵、生産及び移譲の禁止並びに廃棄に関する条約(通称オタワ条約)が1997年に成立、現在164カ国が参加しています。32ヵ国が未加盟です。(2022年1月 末時点) 〈対人地雷全面禁止条約の主な内容〉 ・対人地雷の使用、貯蔵、生産、移譲の禁止 ・埋設地雷の除去、被害者支援を進めること ・これまで貯蔵していた地雷の廃棄 ・地雷被害国への地雷対策のための資金や技術の支援
「市民がつくった条約」 1990年代には多くの人々が日々地雷被害に遭っていました。その状況を知った世界中のNGOなどがネットワークNGO「地雷禁止国際キャンペーン (ICBL)」をつくり、国々を巻き込んでオタワ条約を成立させました。その功績が認められ、ICBLは1997年にノーベル平和賞を受賞しました。世界の4分の3以上の国が地雷を禁止することで、新たな地雷埋設は年間数か国にとどまっています。ICBLは毎年各国の地雷の状況をモニタリングし、非締約国にはオタワ条約への参加を呼び掛けています。 |
「悪魔の兵器」地雷
悪魔の兵器と呼ばれる理由 まず地雷が他の兵器と違うのは、あえて「人を殺さないこと」を目的に作られていることです。殺してしまうよりも負傷させたほうが敵兵力を奪うことにつながるからで、さらに障害者が増えれば働けない人々が増えその国の経済力が低下するからです。 1.残虐性 対人地雷は、殺すことよりも怪我をさせることを目的に開発された兵器です。その理由は被害に遭ったとき、周りの目撃者に精神的打撃と恐怖心を起こさせるため、そして同時に救護するために負傷兵を後方に運ぶのに多くの兵力がさかれ、その後の治療やリハビリに多大の費用を要し、敵の経済的負担を負わせるためです。地雷の被害に遭った者は文字通り、ボロキレのように手足をずたずたに引き裂かれ、吹き飛ばされ、飛び散った破片で傷つけられ、生き残ることができるのは二人に一人と言われます。生き延びた被害者は、手足の切断、失明などの重度の障害が残ります。恐ろしく残酷な兵器なのです。
2.残存性 一度埋められた地雷は半永久的に作動し、誰かが踏むまでじっと待ちつづけます。また、地雷は敵方の経済活動を破壊するという目的をもつため、農作物がたくさん採れる田畑や水汲場、木の実や木材をとる山林や人の集まる広場などに多く埋められ、人を苦境に追い込んでいます。
3.無差別性 攻撃対象に向かって威力を発揮する他の兵器とは異なり、対人地雷は相手を選ばない。戦時中、対人地雷が埋められた兵士しか近寄らない最前線や軍事基地も、戦争が終われば民間人の生活の場に早変わりする。その結果、対人地雷は兵士と民間人、大人と子供の区別なく、踏んだ人の足元で爆発するのをずっと待ちつづけるのです。 これらの非人道的特性を思えば、まさしくそう呼ぶにふさわしい兵器です。 |
ロシア軍がキーウの北西に位置するブチャから撤退するときに地雷を仕掛けた可能性があると報じられました。
地雷は人を殺すことが目的ではなく、傷つけることが目的です。
傷ついた兵士を他の兵士2~3人が病院まで運ぶため、戦える敵の兵士の数を減らすことができます。 また、手足を失い苦しむ姿を他の兵士が見ることで、戦う気力を失わせることができます。兵士の治療には費用がかさみます。地雷は身体的にも精神的にも費用的にもダメージを与える兵器です。
地雷が埋められた所は誰かが踏むまでわかりません。誰が踏むか分かりません。いつまでも残り続けます。
埋められた地雷を除去するのには、費用と時間がかかります。
遺体にまで地雷を仕掛けているということです。悪魔のようなやり口です。
こんなものを仕掛けて撤去するロシア軍は最低です。
ちなみに、ロシアは対人地雷全面禁止条約に加入していません。
#NO WAR #STOP PUTIN
#StandWithUkraine
■昨日のアクセスベスト3
弱者に対してここまで残虐になれるんですね。
平和な中では善人も
戦時下での命令に悪魔になってしまうんでしょうね。
このまま東部と南部を取っただけでおさまるでしょうか?
経済や今後のことを思ったらロシアの大負けのような気がします。
そのあたりが怖いですねぇ。
それにしても、民間人の遺体が480体ほどあったとか。
「ろくでなしめ…」と、言葉を詰まらえた老人がいました。
本当に「ロクでない国家」です(# ゚Д゚)
したっけ。
だらだらと続くような気がします。
いずれにしても、ロシアのぼろ負けです^^
したっけ。
今日も大変お疲れ様でした。
いつも温かいリアクション
ありがとうございます😊
ロシア軍の非道な戦い方に
怒りを禁じ得ませんね(;_;)
戦争🪖🪖🪖が一刻も終息してと
願って止みません(;_;)
今日もどうぞゆっくりお過ごし下さいね。
いくら戦争といっても、最低限のルールはあります。
あまりにも卑劣です。
民間人の殺害が多すぎます(# ゚Д゚)
したっけ。
唯々腹立たしくて・・・怒り倍増です
ほんと ろくでなし!につきますね(:_;)
本当にろくでなしです。
国連の常任理事国のやることではありません。
ただのろくでな(# ゚Д゚)
したっけ。