今年のお正月は、ふるさとに「帰省」しましたか?
帰省の習慣はどのようにして生まれたのでしょう。
江戸時代から昭和初期にかけて商家や豪農などのお屋敷には、住み込みで働く丁稚(でっち)さんや女中さんがたくさんいました。彼ら、彼女らの多くは農村の出身でした。小正月と盆の年2回(1月15日と7月15日)、「薮(やぶ)入り」と呼ばれる休暇が与えられ、そのときだけ実家に帰ることが許されました。
第二次世界大戦後、労働基準法の強化などにより労働スタイルが変化し、日曜日を休日とするようになると藪入りはすたれ、正月休み・盆休みに統合されるようになりました。藪入りの伝統は正月や盆の帰省として今も受け継がれています。
混雑した列車を乗り継いで、あるいは渋滞のなかを車でと、今も多くの人が年末年始に帰省していますが、「薮入り」の時代から変わらない郷愁が、「お正月はやっぱり生まれ育った土地で」と、人々の足を故郷へ向かわせるのかもしれません。
き‐せい【帰省】 [名](スル)郷里に帰ること。また、郷里に帰って父母を見舞うこと。帰郷。「墓参りに―する」「―客」《季 夏》「なつかしや―の馬車に山の蝶/秋桜子」 き【帰〔歸〕】[漢字項目] [音]キ(呉)(漢) [訓]かえる かえす [学習漢字]2年 1 もとの所に戻る。かえる。「帰還・帰京・帰国・帰宅・帰路/回帰・不帰・復帰」 2 しかるべき所に落ち着く。「帰順・帰趨(きすう)・帰属・帰着・帰納」 [名のり]もと・より [難読]帰去来(かえりなんいざ)・不如帰(ほととぎす) せい【省】[漢字項目] [音]セイ(漢) ショウ(シャウ)(呉) [訓]かえりみる はぶく [学習漢字]4年 〈セイ〉 1 振り返ってよく考えてみる。「省察/三省・自省・内省・反省」 2 安否をたずねる。「帰省」 3 はぶく。「省文」 〈ショウ〉 1 中央官庁。「本省」 2 中国の行政区画の一。「省都/山東省」 3 はぶく。「省力・省略」 [名のり]あきら・かみ・み・みる・よし デジタル大辞泉 |
帰省とは元のところ(故郷)に帰って、父母の安否をたずねることなのです。実家で、お客様のようにしているのは本末転倒です。
「里帰り」「帰郷」とは意味が違います。
昔は結婚した男女は夫の実家で暮らすのが普通でした。ですから、帰省は妻の実家ということになります。本来は奉公人ではなく、嫁取り婚において嫁が実家へと帰る日だったとされています。
「帰省」という語源は、「故郷に帰って親の安否を気遣う」という唐の詩人、朱慶余の漢詩が出典だそうです。
《送張景宣下第東歸(歸揚州覲省)》朱慶餘 歸省値花時,閑吟落第詩。 高情憐道在,公論覺才遺。 春雨連淮暗,私船過馬遲。 離心可惆悵,為有入城期。 |
しかし今は別居が多くなりました。そこで問題になるのが、どちらの実家に戻るのかということです。これは、夫婦の力関係で決まるのか? 嫁が折れるのか? いずれにしても悩ましいことです。
したっけ。
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以前は渋滞の中を帰ってました。
まず主人の家へ行って泊まり、それから実家へ。
子供の小さい頃は荷物もたくさん!
準備も楽しかったです^^
私は家が実家ですから、みんなが集まります^^
したっけ。
でも1人での料理は大変なの
みんな、料理を持ち寄ってよぉ~(*^m^*) ムフッ
頑張らんとなんないべさ。
うちの親戚は身近にいるので持ち寄ってくれますよ^^
したっけ。
これは
息子のツイッターです。
お正月とお盆
年に二回
会えるのがほんと、楽しみです。
おかえり。
またね。
と、後姿見送るとき
少し、涙、出ます。
・・はなこころ
お母様はそんな年ではないでしょう。
寂しいことを考えないでください^^
したっけ。
今回、社会人1年目の娘が帰りませんでした。
お金がかかるから、とか何とか言って…
黙って聞いていましたが…
途中から、「自分中心に物事を考えなさんな!
親を気遣って、帰るものですよ」と、激を飛ばしたところです!(笑)
次回は、帰らせて、お正月のお料理作りを見させます!
年始のあいさつと兄弟が集まっての新年会になります。
帰省できる故郷がある。
故郷には親がいる。
元気でいるだろうか、ということです。
遊びに帰るわけではありません^^
したっけ。
まして私は同居している。
毎日気遣っています^^
したっけ。