師匠は「桃太郎」を描いてきました。
師匠! 節分間近ですから、鬼退治ですね。
師匠は毎朝ヨーグルトに酒粕とココア又はきな粉、バナナを入れて食べているそうです。
師匠! 随分と体に良さそうなものを並べましたね。
私はココアだけです。去年「腸活ココア」変えましたが…。
師匠! 桃太郎の鬼退治ですが、鬼が島に乗り込んで鬼をやっつけて財宝を手に入れた話ですよね。
これは、よく考えたら、犬、猿、雉と徒党を組んで、鬼が島にのり込んで、金銀財宝を盗んだ話ですよ。
現在なら犯罪です。不法侵入とに、集団強盗致傷事件ですよ。
Q. 鬼とは? 人間が鬼になるの? 鬼は、恐ろしいもの、力強いもの、超人的なものの象徴とされています。人に危害を加えたり、人を食べたりするなど「悪」の存在であることが多いのですが、人を助けたり幸せをもたらす「善」や、崇められる「神」など、多様な捉え方があります。 それらの背景にあるのが、本来、鬼は「死者の霊」であるという考え方です。言い換えれば、人間が鬼になるということになります。人の死去を「鬼籍に入る(きせきにいる)」というのはその表れで、鬼を祖霊や神と結びつけるようにもなりました。そして、鬼には超人的な能力があり、人間の禍福(かふく。わざわいと幸せ)を支配する存在だと捉えるようになりました。超人的なものに対するおそれや憧れから、鬼は多種多様な描かれ方をするようになったと考えられています。 また、日本の文化には、物事は陰と陽で成り立っているという「陰陽思想」が深く関係しています。たとえば、“月は陰・太陽は陽”になります。邪気の象徴となる鬼は「陰」です。
Q. 鬼の語源、漢字や読み方の意味・由来は? 「おに」という言葉は、姿が見えないこの世のものではないものを意味する「隠(おぬ)」が転じた、「陰(おん)」が転じた、などの説があります。 「鬼」(おに/キ)という漢字は死体の象形文字で、人は死んだら鬼になると考えられ、大きな頭の形がこの世の人とは異なることを示しています。中国では、鬼とは死者の霊魂そのものであり、姿形のないものとされました。それが日本に伝わると、死に対する恐怖から鬼は恐ろしくて怖いものと捉えられていったようです。
Q. 仏教における鬼とは? 仏教における考え方も、鬼の捉え方に影響しています。仏教では業に従って輪廻転生する世界を「地獄道・餓鬼道・畜生道・修羅道・人間道・天道」という六つで説いています。この中の「餓鬼道」は、絶えず飢えに苦しみ、食べ物を口に近づけるとすべて炎となって口に入れられず、決して満たされることがありません。 また、地獄には閻魔王のもとで死者を責めたてる獄卒(ごくそつ)という鬼がいる、戦闘を好む阿修羅は鬼神とされるなど、仏教には鬼に関わることが多くあります。
Q. 鬼はどこにいる? いつ活動するの? 鬼の姿や衣装は? 鬼は鬼門(丑寅)から出入りすると考えられたことから、鬼には丑寅が関係しています 鬼は鬼門(丑寅)から出入りすると考えられたことから、鬼のいる方角・時間・姿には丑寅が関係しています 鬼は鬼門から出入りするとされています。その鬼門は丑寅(うしとら。艮)の方角にあるので、丑寅の方角=北東にいると考えられています。 鬼が活発に活動するのは、丑寅の時刻です。丑寅の時刻は、今でいうと深夜2時から4時頃。つまり、鬼は真夜中に活動するとされています。 このように鬼は丑寅に関係するので、ウシの角、トラの牙や爪をもち、トラ皮の衣装をつけた姿で表現されるようになりました。 |
師匠! 私も「桃太郎」を描きます。
↑師匠が私にくれた絵手紙
私が師匠に送った絵手紙↓
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