年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

消費の各駅停車から快速へ

2013年03月12日 | 築地市場にて
ようやく消費税の増税が決まって、これから増税対策のお金が動くだろう。マンションなどの大規模補修工事は先送りすると工事費用が5%消費税が増える。ここまで物価が落ちているとこれ以上下落する恐れより、円安による物価上昇が怖い。今年の農産物の国際価格がどうなるか解らないが2008年のときは1ドルが110円ほどでさらに海運価格が大幅に高かったという。今は1ドル96円ほどなので今回の円安はどこまで行くのだろうか。日本の農産物自給率が40%程度で、大幅に円安にふれた時のダメージは大きい。幅広い食品が高騰し、増えた高齢者の財力を奪うだろう。今まで優遇された高齢者にとってインフレは厳しい。江戸っ子は宵越しの金は持たないというが将来の不安を持っている人はなかなか消費に向かうことが出来ず、考えてから消費するので消費の拡大スピードが遅い。
 景気の回復予測とインフレ予測で高価な商品の売れ行きが良いという。築地まで到達するにはどれだけ時間がかかるのだろう。
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