年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

難読の地名の東の横綱『匝瑳市』

2013年03月29日 | 築地市場にて

2006年(平成18年)1月23日に八日市場市と匝瑳郡野栄町が合併して誕生した新しい『とくさ市』。どうして平仮名にしなかったのだろう。下総国香取郡内山村(匝瑳市)に旗本長井氏は47石ほど領地があった。八日市場市史によると長井家の常陸国の領地は椿の海干拓に関係していたのだろうか上知という。長井家の常陸の領地は今の行方市付近に多い。
 暦博のデータベースを知る。旧高旧領取調帳データベースという。ここで長井筑前守と入力するとそこそこのデータが取れる。ただ全部ではないのでさらに永井筑前守と入力するとやはり出てくる。どうやら長井筑前守昌言はかなり無名で苗字の混乱があるようだ。この件で今の旭市飯岡町の地名が下永井なっていて、九十九里海岸のはずれの行部岬の地名が上永井となっている。両方とも江戸時代は旗本長井氏の知行地(相給)であった。
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