机の中に2年前、築地市場の建物から落ちてきた壁の一部をとってある。金曜午後3時前のことだった。時代が変わってしまった。
前に向かって進むしかないがそれでもまだ捨てる気にはならない。食品に付着した放射能のレベルが下がって、気にしなくても良くなったのは喜ばしいがゼロではないので記憶にとどめる。当日からの記憶は薄れてきたが、3月という期末の混乱が何事もなく終わった印象であるが、時間の制約と判断をしなければならないことが多かった。東北へ行く荷物が築地に来て、道路開通情報で再び出荷判断をする。ガソリン情報を仕入れ動かす車の判断をしていた。
先送りしない仕事処理が余裕ある判断をした気がする。