年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

気分は貯金

2016年04月06日 | 築地市場にて

 

また円高になって政府が躍起となって消費を拡大しようとしている。どうも景気刺激策を考えている人達が過去の成功体験によってよい政策が出ないようだ。先行きが不安な高齢者が増えている時期にク-ポンを配って消費させようとしても貯蓄が増えるだけだろう。

 100円で売っている漬物をほんの10円ほど下げて販売するとかなり数量は増える。時間の余っている人は夕方8時過ぎに半額シ-ルまで店舗内に待機している。このような人達の景気対策はあるのだろうか。選挙目当ての見え見えの対策でやらないよりマシな対策かもしれない。過去の長い不景気で国の借金は膨大となり、富裕な国民の貯金が増えた。

 農業政策でも声の多き人の政策が行われ、農作業で忙しくて声を出せない人のための政策は少ない。それでも先祖代々の農地は売らない。農地出資の方法で集約する政策は出ないのだろうか。6次産業として農産加工販売を宣伝しているがあと少しで話題も消える。農産加工は維持することの難しさを漬物が一番よく反映している。栄枯盛衰は食の世界でもある。昔一村一品運動と言うものが大分であった。漬物の特産品が増えたが吉四六漬しか今は思い出せない。」

 

コメント
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