年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

夏日になりそうで

2016年04月26日 | 築地市場にて

 

九州の問題も静かになって、連休の手配のことに集中する。今日は夏日ということで熱中症の話が出ていた。割と早く出勤した日は本を読む時間があるので用意してゆくが雑用で阻止される。今は政治小説研究と佐賀の乱関係を読む。国の財政問題は何時の時代でも大変だ。

 明治初期の不平等条約改正はどの時点から政府で意識されていたのだろうか。諸外国と幕府との条約を新政府が認めたときから始まるのだろうか。不平等条約の中で食品に関係するのは検疫権でエジプトが流行発生地といわれるコレラが帆船時代は日本にくることがなかったが船が蒸気となり、アジアに蔓延し、中国からコレラが発病する前に日本へ着いてしまう。コレラから幕末の日本人の危機意識が加速する。異国人との交流がなくとも疫病は港から日本各地へ広がり庶民にも蔓延する。今に例えるとデング熱になるだろう。熱帯に行った人が感染し、帰国後発病し伝染する。明治初期の感染防止は港で数日足止めするしかなかったようだ。この足止めする権利が日本になかったようだ。

コメント
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