年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

政治と漬物史

2016年11月07日 | 築地市場にて

漬物の歴史がその時代の政治に影響されていることを今まで調べてきた。外部の人からは検証されていないかもしれないといわれるが実際日本と韓国の関係が悪くなってキムチの売り上げに影響したことを経験した。もちろん数字の影響は微々たるものだが商品の包装等が韓国産を控え、国産を強調したりしているの数字の変化はないと見えるだろう。

 後々豊洲の移転問題は歴史家によって環境問題から政治権力問題に変わるだろう。結果はどうなるかわからないが江戸時代から続いている市場を納得させて動かすにはさらに多くの時間がかかるか、安価な使用料で妥協させるしか東京都は手はないように見える。

隣の国ながら韓国大統領の不祥事でデモの参加者が過激にならない行動をとっていることはようやく民主主義が成熟しつつあることを感じる。いかに正当な主張でも国家全体を考えて行動すべきである。キムチの完熟は複雑な大人の味覚である。

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