10日の築地市場東京都講堂で豊洲問題の専門家会議がある。前回は5時間を越えたという。イライラしている市場関係者の参加数はどのくらいあるのだろうか。
病人が医者でもないのに自己の病気に詳しくなっていく過程に似ている。しかし系統だって学んでいないので解釈の偏りがある。今度の豊洲盛り土問題でも市場関係者の不満は都知事が都の職員の問題としてとっていて、廃市にするかまたは遅れた開市にするか不明な点とさらに汚染を強調したため、周囲の不動産価格まで下落した風評被害を気にしていないことである。食品を扱う身にとって風評は一番気にする部分である。
安心と安全は別物で豊洲の安全は盛り土の問題でわかるようにある程度は安全になりうるが安心感はなかなか消えない。今でも福島産の青果物は元に戻っていない気がする。