年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

豊洲の補償金問題へ

2016年11月23日 | 築地市場にて

築地人は小池知事の市場会計から補償金が出ると言う話で怒っている。一般の人は理解していないようだが築地市場や東京都の他の市場(肉、生花を含む)は東京都では別会計で受益者負担として施設使用料を支払いしている。そこで不足した資金を東京都から税金で補填している。今度の盛り土騒動で基本的には行政と都議会ののミスであって、豊洲移転の期日を信じて工事を進めた築地の業者に瑕疵はない。それにも関わらず知事は市場会計から補償金を出すと言う。今後市場会計の財政が苦しくなれば使用料の値上げとなる。つまり補償金をもらっても、オリンピック後市場使用料の値上げとなるのは必死である。築地の当事者はこのことを理解しているが大田、足立などの他の東京都の市場関係者に波紋が広がるのは必死である。

 今度の騒動の責任は東京都がとるべきで、一般会計からの税金で補償金を出すのが筋である。この件では豊洲移転見送り論を言っている人も同感だと思っている。

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