新聞等の報道では豊洲移転は来年6月以降とか。でも甘い予想だ。まだまだ想定外のハ-ドルが多数ある。豊洲市場の地下の追加工事でも入札不調もありうる。低価格で東京都から勝ち取る業者はいないだろう。後々東京都議会から証人喚問さえ予想できる案件で安い価格で入札できるのだろうか。談合すればしたで問題になるし、前途は多難の工事となる。縁の下工事で世間的にも見栄えが良くない。まして建設工事が多数ある状況で入札参加するのだろうか。
まだまだ各論で解決していない問題が多数ある。豊洲の電話工事の日程も決まらず、電話番号もNTT絡みは決まっているが独自に電話回線を引くところは決まっていないので名刺や伝票印刷もできない。場内の銀行も郵便局と城北信用金庫、江東信用組合、みずほ銀行中央市場出張所が決まっている。他の金融機関は豊洲駅まで行かないとない。ガソリンスタンドが1件、コンビニはファミマ。多分千客万来施設は豊洲開業までにオ-プンすることはないだろう。築地市場内にある宿泊施設も豊洲では不明、テレビ中継で全国的に知られた東京都築地市場の講堂も豊洲ではどのような講堂か不明。まだまだ各論的にはもめごと多数想定できる。一番の不明な点は場内物流問題である。これは慣れるしかない。
でも時間がたてば何とかなるだろう。無いようである築地の人たちの弾力性だから。