年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

長谷川伸全集11巻

2017年09月03日 | 福神漬

新橋芸者ポン太のことから長谷川伸全集11巻明治の女・明治の男を読む。ついでといったら長谷川伸のネタ帳とも言うべき随筆を読む。前から長谷川伸の歴史小説が鶯亭金升との都新聞記者時代に交流が会ったようで、そこから材料を得ていたのでは考えていたが11巻の材料ぶくろと言うところ(大原親子三代)都新聞時代に疑問に思っていたと言う記述があった。相馬大作事件も鶯亭から少しは聞いていたのではないのだろうか。17年間北町奉行を勤めた榊原忠之の時代で、火付盗賊改の職にあったのは鶯亭の祖父に当たる長井五右衛門昌純だった。南町奉行が筒井政憲の時期もほぼ同時期であった。江戸町奉行と火付盗賊改との交流は無いとされているが筒井の斡旋で戸田氏栄3男が旗本長井家に養子に入った。長井家の断絶を避けるためであったという。相馬大作を捕まえたのは長井昌純で裁いたのは榊原だと言う。

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