神栖市の図書館で加波山事件の資料を読む。
明治の自由民権運動が福島事件のあと自由党左派は過激化し、爆弾製造しテロに向かいます。もしテロリストの血縁と判ったら日本では堂々と語ることは出来ないでしょう。
福島事件は国事犯として禁固刑でしたが後の過激となった民権を唱えた事件は強盗とかの理由で常時犯として懲役刑となる裁判でした。従って子孫や縁者や地域の人たちは語ることを止めていたようです。
加波山事件70年の記念式典でも偵察していた茨城県の警察と式典警備のいざこざがあって、翌日の新聞報道では警察官が暴行されていたと記事になり、これに反証した人たちが根拠の不十分なまま警察を非難したため名誉毀損裁判で負けたようです。戦後の話です。
このような事実を聞くと福神漬に入っている(ナタマメ)の寓意は中々語ることは出来ないと感じる。テロの被害は広範囲で長く続く。