10月1日築地市場青果門で信号機の設置工事があった。どうやら新橋から来た新大橋通りが築地市場青果門で右折できるように矢印付信号機のようだ。浜離宮前には11月に環状2号線の仮開通があると予告され舗装工事が急に進んでいるようだ。築地魚河岸という場外施設も仮オ-プンから1年11ヶ月後に正式開店となった。これから本格的に中央区の家賃となる。今まで半額でよく耐えた。
青果部へ移転準備の遅れ懸念で東京都の念入りな指導はこの環状2号線工事にかかっている。オリンピック開催時の交通混雑を回避するため、国と東京都の名誉は築地市場青果部のスム-スな移転で決まる。築地水産仲卸がどんなにごねても環状2線は開通する。青果部の2~3社の立ち退きが鍵を握っている。へんな意味でオリンピック成功の最初の難関の問題解決のひとつかもしれない。青果部の移動は10月6日から8日までで9日(先負)には稼動し始める。ライバルの大田市場が営業しているので休めない。正式な豊洲市場の開場は大安の11日だが築地の勢いのある青果の男たちは誰も暦を信じていないようだ。先負は陰陽道(おんみょうどう)の六曜日の一つ。先勝(せんしょう)の反対で、午前中はとくに悪く、午後はしだいによくなるという俗信がある。午前も午前始まりから稼動しているので入荷の始まり8日赤口かもしれない。青果部に位置する城北信用金庫豊洲市場支店が銀行勘定システムの都合で週末に店舗移動しなければ世界中のシステムが混乱するというと以前聞いていた。つまり10月11日開場では銀行が混乱するのである。この城北信用金庫築地支店は午前8時から開店していた。