年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

コロナの4大失敗対策

2021年10月30日 | 宅老のグチ
数字的には5次コロナ感染拡大は終わった。6次を心配しているが今までの失敗対策を考える。
 1・アベノマスク 布マスクで感染防止効果か無いことが今では理解され、さらに国民の期待する時期に間に合わず、今では115億円の不良在庫となっている。さらに処分費用も掛かり、知恵のない役人はまた中間搾取するに違いない。
 2 10万円の給付金 困窮している人に配布が遅れ、コロナで打撃を受けた小企業向けの支援金も多くの犯罪者を作ってしまった。福島の原発事故と同じで想定外の事は議論せず、桜の事ばかり追求していた野党の国会戦略の貧困を思い出す。今頃PCR検査の拡充と言っているが重症者が減ってる今は重い風邪となっている。風邪でも脳に菌が回れば死ぬ。
 3 TVの煽り報道。今のところ2年連続でインフルエンザ流行が消えている。
まだコロナ感染肺炎死は通算2万人をこえていないが出産回避で数万人は先送りされた。また感染不安で医療機関へ行かず、さらに処方箋のみの通院も減り、医療費が減って、薬局の倒産も増えるだろう。
 4 厚生労働省の過去のワクチン事故処理の不手際の歴史で政策の自信が消えて、一人の命を大切にする野党に言い負かされ、承認が遅れ、感染拡大を防げなかった。アツモノに懲りてナマスを吹く状態の政策だった。さすがにコロナ対策が自粛だけでは無理で煽り報道のおかげで世界一の接種率となった。これからはいつマスクが無くなって電車に乗れるかの問題となる。

 戦前の515事件の新聞報道を見ると今ではテロと思われた行動も当時の新聞が支持していて、軽い刑期となり、動機が正当ならば処分は軽いと思い引き起こした226事件では報道管制をして、死刑が決まってから報道許可となった。今のTVコロナ報道と戦前の軍隊によるテロ報道とあまり差がないと感じる。今は視聴率、昔は読者受けの報道で、これは西南戦争報道から始まる。この歴史から、公平という報道は自己満足で新聞経営者は読者が減らない戦争煽り報道をする。日露戦争直前で万朝報が社の方針を変え、ロシアとの戦争容認に変えたのは、戦争反対では新聞が売れなくなることを懸念していた。前線で死ぬ兵士は徴兵忌避できない階層で、富裕層は忌避をしていたと感じる。

 コロナ報道で日露戦争直前を思い出した。
コメント
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