年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

2022年春の選抜 只見高校で

2022年01月30日 | 宅老のグチ
2022年春の選抜で21世紀枠は只見(福島)、丹生(にゅう=福井)、大分舞鶴(大分)の3校に決まった。3校とも春夏通じて甲子園初出場となる。
 福島県の只見は雪の多い地域で、道や鉄道が使えると新潟の方が近い。ところが台風等の災害で最近やっと鉄道等が復旧するという情報が入った。2022年秋という。ここの紅葉は絶景という。
 アメリカで日本食品 の商材を手配する貿易会社から山菜そば用のミックス山菜の手配を頼まれた。国内の山菜業者に頼んだところ既存の製品ならば良いと言われた。しかし貿易会社から山菜ミックスは今までの会社の物は『わらび』が入っていて、アメリカでは発がん物質で禁止という。そこで色々調べたようで最後のところでやっと特別に作ってくれるところが見つかった。生産ロットが少なく、一回の発注が75KG程度で、中身はもっと少ないので採算が取れないという。当時の記憶では一回の仕込む単位は1トンだった。さらに袋に張る商品表示の問題もあって、貿易会社から英文表示のラベルで対応することになり日本語表示は無駄と省いた。この厄介な注文を受け山菜ミックス(ワラビ抜き)を作ってくれたのが只見町の山菜漬物を作っている会社だった。そのワラビ抜きの山菜ミックスは電話相談で簡単な生産方法の解決方法が見つかった。福島の震災後、日本語表示がないので福島産でも継続してアメリカのソバ屋へいっていた。今はどこかの山菜業者がFDAの検査漏れで行っているかもしれない。
 今は山菜も純国産の山菜漬物は少なく、量販店では輸入品原料だろう。それよりも需要が減って、高齢者が春先に山奥でクマに出会うことでまだ山菜を取りに行っていることを知る。
 

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