マスク姿を観察しつつ、電車バスに乗る。大方の乗客はマスク姿。老犬の散歩時にマスクなしが増えていると感じる。ただマスク警察の出番が消え、時々顎マスクでいることもある。東京の開花宣言があってようやく気分と桜の開花が追い付いた。東京の桜の花見の原点は上野寛永寺から始まる。花見の聖地ともいえる。次の聖地は王子の飛鳥山。江戸時代の花見風景は弁当を食しながら花見の絵が目立つ。
空調工事の終わった都立中央図書館が今日から予約なし、人数制限なしで行ける。ここで埼玉県史を調べる予定。まだ多くの県史編纂事業で戦後の混乱時期の様子が見えない。昭和20年8月16日から朝鮮戦争が始まるまでの5年間は体制の混乱期で同様な事例は鳥羽伏見の戦いから明治憲法発布までの20年間の混乱時期でもあった。昭和の20年代は実に予想も出来ない時代でその中で団塊の世代が生まれていた。彼らの父母は今消えつつある。
もしその世代の人生の満足度調査があったら見てみたい。不可解な調査結果が予想できる。