年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

祭日の勝利 日の丸は

2023年03月22日 | 宅老のグチ
アメリカに旅行に行ったとき、多くの場所に祝日でもないのに国旗が掲揚されていた。移民の国で国旗の下に集まらないと治安が保てないと思った。日本は暗黙の国であって,天災等の予期せぬ事件があっても他国から比べると混乱は少ない。今日は桜の下で花見をする人も多いと思うが2分から3分咲きで今週末が満開だろう。週間天気予報が良くなく、入学式の桜は散ってしまっているのだろうか。
 多くの地方議会の定例会が終わり、選挙の4月となる。築地の移転問題の時は都議会選挙を気にしていたが、今はあれは何だったのかと思うこともある。あの虚しさは時間のロスでバラマキだった。次の食の問題に良い前例となったとは思えない。かえって後世の日本の食の歴史本では日本水産業界の凋落の始まり、または端緒と書かれそう。サンマの漁獲割り当ての交渉で実際の漁獲量より多い割り当ててで資源保護になっていない。こうなると2から3年休漁しないといけないがそこまで国際交渉が出来るまとめ役が不在と思える。
 今日のネットニュ-スで築地場外市場が豊洲移転前より混んでいるという。良く3年間を耐えたと思う。多分というか今後も豊洲市場が築地に戻ることができないと断言できる。もう水産仲卸の引っ越しの金銭体力が無いし、今の物流状況化では休日のある市場制度の制約のあるところは魅力が無い。あるのは豊洲直送と言って場外で荷捌きする形しか見えない。豊洲の一般人には魅力が欠けるのは行政の衛生意識が過剰で築地の時は衛生に無関心とは言えないが仕方がないと思っていた気がする。設備が古すぎて小手先の修繕ではどうにもならないと思っていた。今は先進国の基準に近くなったと思う。
 場外市場は祭日でも国旗は無かった気がする。ネット報道によると豊洲が水曜日に休んでいても築地場外は開いているし、営業時間も遅くなったようだ。でも働きすぎに注意しないといけない。
 もう少し豊洲が閑散となって、各入場門の警備が緩やかになって素人が入れるようになったら別の展開があるかもしれない。昔の築地のようにゆるゆるにはならないだろう。
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