3月31日は日本の多くのことが区切りとなる。築地にいた時に思っていたのは区切りが多数あって、初めは正月、旧正月、年度末、旧盆は意識していた。そこに5月の連休が加わる。TVドラマが3か月毎に変わるが経費の掛かる時代劇が減り、刑事・医療ドラマばかりで変化はない。残るジャンルは介護系のドラマだが夜見るには暗すぎて話題にはなるが企業宣伝はよほどのことでは提案が通りそうにもない。
WBCの大谷選手の決勝戦前の激に日本の報道はなぜ中国・韓国を口にしたかの分析が単純で、本当の大谷の言いたいことはアメリカでの東洋人差別を無意識に発言したとおもう。アイアンハ-トという本を読んでいて、アメリカ大学等の入試で東洋人がガリ勉すぎて、単なる成績順だとアメリカの人種構成と異なる学生集団となってしまうという。幸い大リーグで東洋人の占める割合が少ないので問題にはなっていないが、野球人気が衰え、東洋人の選手に占める割合が増えれば問題が出るとおもう。サッカ-でも外国人選手枠を設けているし、日本の相撲も外国人の制限をしている。
お金と運動神経によって選手は動く。でもあの世にはお金は持ってゆけない。なぜか日本人の遺産は平均3000万円あるという。多くは不動産でこれでは相続税はかからないが物価高で少子であっても揉めるという。家が1件で売却しないと分けることができないがそこに介護で住んでいたら、退去しないと分けられない。そして介護人は住まいを失う。これでは二人以上は産めない。街散歩で寺院と墓地を見るといつまで維持できるのだろうかと思う。長生きで老後対応している宗教はキリスト系の介護施設しか見当たらない。特に新興宗教は死の恐怖を煽るが長寿の対応が出来ていないように見える。お布施を多く出しても寺院には老人の収容施設が少ないと感じる。あるのは末期がん患者の終末期患者施設しか記憶が無い。この辺は日本仏教でも終末期の病院もあるようだ。