年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

板橋区の散策

2023年03月08日 | 宅老のグチ
常盤台の板橋区平和公園内の板橋中央図書館へ行って、志村のみの吉さんという篤農が育てたみの早生大根を志村郷土誌という本で調べようとしたが無理であった。手続きに時間がかかって、都内の貸し出し連携で図書館で借りることが出来るという。多分1ぺ-ジか2ぺ-ジ程の文があるだけだろう。
 平和公園の名前の由来が書いてあって、板橋区に陸軍の兵器工場が多数あって、米軍の空襲で亡くなられた人が多かったようだ。
 都営三田線の蓮根駅で降りたのだが選択のミスで地図で調べると志村3丁目駅で降りたほうが良かった。帰りはプラネタリウムのある教育会館のバス停から王子駅行きに乘り大和町バス停で降りる。この近辺に得意先があって、旧中山道があることを知っていた。江戸からの京都へ行く道の裏街道というべき道で最初の宿場となる。環状7号線の大和町陸橋に旧中山道が邪魔され車の量は少ない。昔の車の排気ガスが酷かった時、大和町と新宿区の谷底にある交差点の空気が酷かった報道の記憶がある。それより大気汚染が酷いと中国の人民日報で言われていたのが築地市場の仲卸売場の大気だった。当時はタレ-の大部分はガソリン車だった。
 旧中山道を板橋区役所へ向かって、途中の石神井川に架かる橋があって、これが板橋という地名の由来という。この川が王子方面に流れ、根岸へ向かう。
板橋区の観光センタ-で観光地図を眺めると区役所の位置が極端に東京中心部の位置にある。これでは西武線沿線の板橋区民は区役所に行くのに交通費と時間がかかりそう。戦後に練馬の住民が分離独立運動をした口実で役所へ行くのに遠いと言っていた。
 間も無く都営三田線に神奈川の相鉄線が乗り入れる。居眠りすると大変だ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アイアンハートの本を読んで

2023年03月08日 | 宅老のグチ
ようやく春の安定した気温になった。今までは暖かいと思っても寒風が来て冬物を整理する気が起きない。梅の花もようやく開花が終わり、サクラの話題になる。
今読んでいる本。昔と言ってもバブル期に活躍し、アメリカへ行った人の復活の本。記憶に残っていたのはサッカリンを調べていて記憶に残っていた。サッカリンという人工甘味料は不思議な後味が残る。

アイアンハート  -ゼロから12年で年商7700億円企業を創った不撓不屈の起業家- 折口 雅博著 

 日本の復活本と見て読んだが、読後の感想で日本は一度失敗すると中々立ち上がれない。誤った報道が訂正する時期を逸したり、弁解することの理解が無い。明治の末期にサッカリンで日本醤油醸造という会社が破綻した。これを支援していた北浜銀行の岩下清周が犯罪者となってしまった。折口 雅博氏の復活もまだ日本で訴訟が残っているようで完全復活まで時間がかかる。
 この本でアメリカの大学入試状況から、日本人の立場が弱くなったことを知る。人種差別ということから大学ごとに人種ごとの割合があって、日本人はアジア人枠に入っていて、異常な受験熱の韓国・中国とインド人との競争となる。これではまともな日本人はマメリカの一流大学には入れないことを知った。この本は折口 雅博氏の本というより、子供をアメリカへ連れてゆき、アメリカの一流大学に入る過程を記述した本のように思える。
 普通のアメリカ人は高校生の時から勉強する。そして大学ではさらに勉強する。日本は今でも一部の人を除くと大学入試がゴールとなっていて、復活は無い。そこから大過無く勤めれば良いとなる。変化の激しい今は安定していた大企業でもリストラは避けられない。給与が上がるためには転職という考えが出る時代となった。50代で見切りをつけるには遅いような気がする。平均寿命80歳代から考えると30年は残りの人生となる。また女性は50歳まで生きた人は100歳まで生き残るので夫に頼っていては悲惨な老後となりそうだ。
 老後は学歴も経歴も関係なく、老人となる。75歳を過ぎてやってきた後期高齢者健康保険証は地位、男女、学歴,職歴の区分なく一律で老人の証明となる。不思議な平等感がある。そこに時間が経てば認知症の割合が増え、相互の介護支援となる。これがまた予想・想定困難な事案で、準備していても死ということで杞憂になる人も多い。
 多様な選択肢のある老後支援サ-ビスの余地はある気がする。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする