年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

もののあわれ(物の哀れ) 熱帯夜の夜に秋を想う

2024年07月22日 | 宅老のグチ
エアコンの効いている夜に寝苦しい時、パソコンの時事メ―ルが届き、バイデン撤退の文字、ハリス副大統領を指名とある。名誉ある撤退を選択したと見える。先の戦争で日本の指導者はこれが出来なかった。広島・長崎をはじめ多くの無駄な命を戦争継続で失った。
変わり身の早い世界で古老の頑張っている所が苦しく見える。特に東アジアの国は転換が遅く感じる。日本の最低賃金の話で、これ以上上げたら経営が破綻するという企業の経営者の声があった。今苦しい中国では多くの破綻報道があるが、それ以上の起業の話もあって、何とか成り立っている感がある。バブル崩壊後の商売で他社より高いものは値引きしますという宣伝があった。これは今から思うとデフレを長続きさせた、不法な宣伝とおもう。利益を出すため労働者の雇用条件を下げ、生き残った。でも低賃金と言うことが円安・コロナ明けで海外からの異国人が激安日本と言うことで混んでいる。これは敗戦後の日本の様子と似ていて、進駐軍(中国・韓国・台湾・フィリッピン・タイ・インドネシアを除く)観光客に日本の観光地が占拠されつつあって、そこから低賃金のホテル清掃労働者が逃げていて、日本人経営者が嘆いているニュ-スがあった。これも間も無く低賃金で働いている、社会的評価の少ない仕事から日本人が消える前兆である。この経験は自分が築地で働いていた時、バブル時にどんどん築地から真面目な労働者が消えていった。インフレでも食の世界は消費者の許容価格というのがあって、値上げが出来ない。消えた若い労働者の代わりに高齢日本人と不法入国の中国・バングラ・イラン人によって築地が回っていた記憶がある。彼らは仕事場では騒がないし、彼らがいないと体力のない日本人高齢者では数十キロもあるマグロをセリ場から仲卸店舗まで運べない。その後にバブル崩壊があって築地に仕事の無い若い人が戻ってきた。今再び人手不足の時代が始まるがやる気のある人をはたらかせるには夢と希望と高給でしか繋ぎ止められない気がする。
 どうも長期低迷のリセット・再起動の時期が来たようだ。これに対処するには体力しかない。知力があってもいまのDXの進歩は早すぎて、勝ったと思うと弱点を探して負けとなる。

 方丈記‣徒然草になぜか惹かれる。本居宣長の本を読み始めた。もののあわれ・まだ夏が始まったのに気持ちは秋の夜長。ハリスは誰を副大統領候補にするのだろうか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする