年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

すき間だらけの築地

2014年08月15日 | 築地市場にて

既得権でぬくぬくしていた築地現状維持がオリンピック開催という強引な手段で閉鎖の時期が決まりつつある。全体として食のマーケットは人口減少と高齢化によるエネルギー(カロり-)摂取量の減少で小さくなっているがすき間の部分は何時もあって伸びている会社も多数ある。だが全体としては見れば苦戦しているところが多い。豊洲へ向かって新規参入するところもあるだろう。

人口の推移のデ-タ予測では10年後の日本では生まれる人が78万人で死ぬ人は150万人という。団塊の世代の人たちの寿命がつく時期が始まる。この年以降は毎年70万人以上人口の減る状態が続く。つまり毎年高知県(平成26年8月1日推計値78万人)の規模の人口が消えるということである。高齢者は消費者で生産者でないので物価上昇には労働して対価を得て生計を保持する行為は出来なく、生きてゆかねばならない。消費税が上がって年金が減る状況では消費も保守的になる。働いて物価上昇に対抗できる人ととの差は広がる。これから年寄りのつらい次期となるだろう。今まで良すぎた反動と見るしかない。年寄り優遇政策を続けると益々人口が加速的に減り、もっと厳しい老後が来る。移民も考えなければならないが韓国のとの関係の歴史を見ると日本人は移民をドンドン受け入れる国にはならないだろう。

 効率化した食のマ-ケットで非効率的な所が注目されるだろう。食はエネルギ-を得るためだけではない。それしか築地場外の残る道ははないだろう。

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