年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

盆前の異例の台風で

2014年08月09日 | 築地市場にて

 

旧盆前の台風で交通混乱があるようだ。帰省前ということで休み明けの混乱がなさそうだ。今度の台風一過で秋が来るのが早くなるか残暑が続くかわかるだろう。偏西風が弱いのだろうか台風の進路予想がロシアに向かっている。珍しいコ-スだ。

 台風期間中、吉村昭[長英逃亡下巻]を読むこととする。高野長英が町奉行所の配下の者に撲殺された後の話が気になる。諸説あるがどの高野本でも内田弥太郎の関与と当人に対する幕府/町奉行所の処分がないことに不思議とされている。何かがあったとすれば話としてつじつまが合うのだろうか。嘉永3年となれば既に蛮社の事件は冤罪とみなされていただろう。しかし町民の高野が計画脱獄したことを町奉行の人達にとって見逃すことは出来ないことであったと思われる。今でも未決の刑事被告人が取り調べ中に逃亡すると犯罪の有無に関係なく大騒ぎとなる。

 南町奉行所は佐久間長敬、原胤昭の所属していたところである。何か言い伝えはなかったのだろうか。日本郵船のカレ-ライスと福神漬、自由民権運動福島事件がここで解明できる気がする。

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