今日から仕事始め

昨夜は雨が降って、朝の冷え込みが強かったせいも有って
JRはお決まりのように架線凍結、今朝は電車のダイヤが乱れて
会社の送迎バスも、いつもの時間に乗った社員は6人だけ。

今日は新年と言う事もあって、ネクタイを締めて出社。
すると社長や取締役の役員以外の人間に
「あれ？今日はどうしちゃったんですか？」と、ほぼ全員に訊かれるので
「新年最初の日は、ビシッと決めるんじゃ！」と、言って答えた。
でも、これは本音です。
本社に居る時は、社長訓示も社内放送。話す人の顔が見えないから
聞く方も何処か締りがない。
今の子会社は社長の生の声を聞けるから、訓示を聞く側もきちんと聞くから
何となくだけれど、新年や新年度の開始日は気持ちも引き締まる。

それと、今の会社に異動してから、不思議なくらい僕自身の意識が変わった。
仕事に対する目的意識、何を求められているのか？問題意識を持つようになって
それと同時に、そういった疑問を公に口にするようになった。
言った以上は、自分もしっかりやらなくちゃいけないといった部分も有って
仕事に対するスタンスが、以前に比べて厳しくなった気がする。

かと言って、以前は適当にやっていたと言うわけじゃなくて、
与えられた仕事の結果を出す事だけに集中していたと言った方がいいかな？
今は、図らずも部署全体を見るような雰囲気になってしまったという事もあってか、
部内の人間の、仕事に対する意識の低さに閉口している状態。
言われた仕事を、ただ何となくこなして給料を貰っているような人が、沢山居て
このままじゃ、数年後には何も出来ない人間の集団になってしまいそうな感じがして
自分の居る場所が、そんな場所になってしまうのが我慢できなくて奮闘している感じ。

だから普段はグダグダの僕が、いわゆる「仕事モード」に入るためのパフォーマンスとして
ネクタイ姿での仕事始めと言う事になるのです。
汚れたユニフォームやよれよれのユニフォームを着てサッカーの試合に臨むのと
綺麗に洗ったユニフォームを着て試合に臨むのとでは、意識が変わるように
服装もきちんとして仕事する方が、良い仕事をするという事も最近思うようになった。

今日、社長の訓示に「場所が変ると意識も変る」と言っていた。
さらに「一箇所でしか仕事が出来ない人間は、上には上がれない」とも言っていた。
僕は昔からそう思っていたから、僕にすれば
「やっとそういう事を言うトップが現れた」という感じで、ちょっと嬉しかった。

まぁ、僕は上に行こうなんて気は無いんだけれど、プロセスは良くなかったが
今の部署に異動して、誰に言われるでもなく、自然と意識が変った事に意味があって
そういう点では、負け惜しみではなく「良い部署に来た」と思っている。
不況と急激な円高に襲われながらも、今年度は何としても赤字にならないように
残り3ヶ月、頑張らなくちゃ！
なんせ赤字になったら、ただでさえ15%も給与カットされてるのに
さらにカットだなんて、たまらないもんなぁ・・・・・