『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

ジジイの戯言

2010年01月13日 | Weblog
最近、思う事。
歳を取ったのか?仕事だけじゃなく、色んなことをやって吸収するにも
若い頃のようには行かなくなってきた。

そもそも人間の脳ミソに記憶できる容量なんて決まっている。
コンピューターのメモリーやサーバーのように増設なんて出来ないから
一度にたくさんの情報を頭に入れようと思っても無理。
ところが人間には「忘れる」と言う機能がある。

意図していなくても、記憶からなくなってしまうものや
意図して消し去るもの・・・
まぁ、これはなんかのきっかけで出てくるから、いわゆる消去とは違う。

それで若者の記憶力は?というと、我々でさえ、電話番号を覚えなくなった。
一昔前は、相方の家の電話番号なんてすらすら出てきた。
ところが今は、番号すら出て来ない。
これも携帯電話の影響でしょう。

最近の若い人は、あまり「覚える」と言う作業をしていない気がする。
インターネット等で、情報がいつでも大量に手に入るから
わざわざ覚えたりしないでも済む・・・・と言うのが実情なのかも?

でも、漢字が書けなかったり、誤字脱字はもとより、字の意味が
本来の使い方と違っていても気にしない人が多い。

たとえば『あう』と言う漢字。
合う、会う、遭う、逢うは皆、使い方が違うはず。
僕がこういう事を使い分けるように意識していると、感心される。
常識だ・・・と思っていても、今の人はメールで読み流しちゃうから
文字の意味なんて、関係ないんだね。
これもワープロの影響でしょう。

会社の仕事も同じで、若い人は体で覚えない。
資料を見て、その数値を信用して設計したりする。
経験的な部分がどんどん減ってきているから、
素人でも出来るようなレベルの仕事しかしない。
それでも、会社は仕事をこなしていると判断するのだから仕方が無い。

計算も電卓が無いと、すぐに答えが出ない。
暗算で概算と言う事は、今の若い人で出来ない人の方が多くなっている。
「これ、定格はどれくらい?」とか、「何ワットの素子なの?」と質問しても
自分が設計で使った部品の事も、カタログが無ければ数値すら出て来ない。
僕が概略の数値を殆ど覚えているのは、若者にすると神業のように感じるのかな?
平気で「僕には覚えられません」と、恥ずかしげも無く言う。

何が言いたいか?
要は、世の中が便利になりすぎて脳ミソを使わなくなった気がすること。

「人間は考える葦」という言葉からすれば、人間からどんどん離れて
動物に近くなって来ちゃっているのかな?なんてね・・・・・
ジジイの戯言でした。
コメント (1)
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