お魚三昧生活

鹿児島の定置網で獲れる魚や市場の魚、鹿児島大学総合研究博物館魚類ボランティア(魚ボラ)の事などを紹介します!

魚は鮮やかだったのだが・・・

2007年09月24日 | 採集

 今日は仕事が早く終わったので素潜り採集に行く。段々と水温が下がってくればチョウチョウウオ類が減ってくると思い、地元の港でチョウチョウウオ類を主に狙い、採集を行なう。ウエットスーツに着替え、現場へ行くと風が吹いてきていて波がある。採集に影響はないと考え、採集決行。潜ると今までは見たことの無いチョウチョウウオ類が目に付く。2尾で泳いでいたのだが1尾のみ採集できた。図鑑では見覚えがあるがその場で名前が出てこない。家に帰り調べるとミスジチョウチョウウオであった。少しは珍しいのかと思って調べたものの、名前も普通で分布も普通。しかし、チョウチョウウオ類は見つけたからといって捕れるものではないので良しとする。今回はこの種も含め、新たに4種のチョウチョウウオ類を捕る事ができた。生かして持ち帰るがしばらく魚ボラに参加できないので家の水槽に入れておいても体に傷を付けるだけな為、冷凍保存する。それにしてもチョウチョウウオ類がたくさんいるととてもカラフルである。魚は綺麗であったが、今回の採集で気になったのがサンゴの白化現象。白いサンゴばかりが目に付き、色の付いたサンゴを見ることが無かった。おまけにタコクラゲまで白い個体がちらほらと。
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