最近は定置網での漁獲量が減っているのだが、そんな中サメ類は売るのに困る程たくさん獲れている。今、水族館から飼育展示用のシュモクザメ類の注文を受けているので、今日は定置網で小さなアカシュモクザメが獲れたので活かす。シュモクザメ類は頭部が特徴的であるが、その両側に張り出した眼をいかに傷つけないかが水族館用として扱うのに重要である。その為、見つけたらなるべく他の魚と混ざる前に取り上げるのが理想である。さらにタモ網で掬えば眼に網が当たるのでタモ網を使わずに、泳いでいるところを素手で背鰭を掴み海水を張った活け間に入れる。あとは船を蓄養する生簀まで走らせる。活け間はサメが泳げる位のスペースがなければならないし、当然そこでも眼が壁に当たらないように注意しなければならない。何かと面倒であるがこれがシュモクザメ類の飼育が難しい要因である。水族館でのシュモクザメ類の展示は綺麗な状態で生簀に蓄養できるかが重要なので、まず第一歩は自分達漁師次第である。
最近は定置網での漁獲量が減っているのだが、そんな中サメ類は売るのに困る程たくさん獲れている。今、水族館から飼育展示用のシュモクザメ類の注文を受けているので、今日は定置網で小さなアカシュモクザメが獲れたので活かす。シュモクザメ類は頭部が特徴的であるが、その両側に張り出した眼をいかに傷つけないかが水族館用として扱うのに重要である。その為、見つけたらなるべく他の魚と混ざる前に取り上げるのが理想である。さらにタモ網で掬えば眼に網が当たるのでタモ網を使わずに、泳いでいるところを素手で背鰭を掴み海水を張った活け間に入れる。あとは船を蓄養する生簀まで走らせる。活け間はサメが泳げる位のスペースがなければならないし、当然そこでも眼が壁に当たらないように注意しなければならない。何かと面倒であるがこれがシュモクザメ類の飼育が難しい要因である。水族館でのシュモクザメ類の展示は綺麗な状態で生簀に蓄養できるかが重要なので、まず第一歩は自分達漁師次第である。