昨日の定置網漁で獲れたホウセキカサゴであるが、本船の活け間に活かして置いているが、死んでしまったら水族館用にも標本用にもならなくなってしまう。心配で何度も覗きこむがなにか様子がおかしい事に気付く。ボロカサゴだと体側にたくさん皮弁があるのが当り前であるが、ホウセキカサゴは皮弁が少ない。だが上からよく見るとたくさん皮弁があるように見える。取りあげて見てみると皮弁では無く、イソギンチャクである。なんでイソギンチャクが付いているのか不思議である。よく見るとこのイソギンチャクは船の活け間の周りに付着しているものと同じように思う。となるとこのイソギンチャクがホウセキカサゴに寄生したのだろうか。それともホウセキカサゴが擬態の為に体側にイソギンチャクを吸着させたのだろうか。どちらにせよイソギンチャクが魚に付いているのは初めて見たし聞いたことも無い。しかも1日でこれだけの量のイソギンチャクが付着しているとは。ヤセオコゼがヒドロ虫を体側に付けているように、このような事があるのか文献などを探してみなければ。
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