今日もやっぱりフリソデウオとご対面。今日はまたお隣の定置網に入網し、活かした状態で帰港。今回も綺麗な状態で泳いでいるので一応水族館に連絡する。すると、前回の2回共ダメだったので受け入れ態勢を整えてからでないと難しいのでと断られる。と言う事で標本確定。と思ったら、この魚を見ていた仲買人の方に深海魚だよねと聞かれ、それなら深海魚の先生が欲しがるかもと言われ閃く。今、鹿児島の水産振興で「鹿児島のうんまか深海魚」と謳って深海エビ漁で混獲される深海魚を使い、未利用魚・低利用魚の活用・魚食普及を行っている。かごしま深海魚研究会を発足し、我が町もそのメンバーである。この研究会を発足したのが鹿児島大学水産学部のO先生である。O先生はこれまでに1200種類を超える魚を食べており、食べる地魚図鑑などを出版している。以前にリュウグウノヒメを渡した時(ブログ2020 1.16)も食べたそうで、その後マスメディアにも紹介されていた。先生に電話するとフリソデウオはまだ食べた事がないので欲しいと言われる。と言う事で鹿大水産学部へと走り、先生に渡す。あとは先生がこのフリソデウオをマスメディアなどを通してどのように調理してくれるかが楽しみである。
今回は鹿大水産学部へ(鹿大水産学部はいつも標本を納めている博物館のある鹿大とは別の場所)