今日は仕事が早く終わったので素潜り採集に行く。海に入ると陸から見た目以上に濁りがある。今回もひと通り散策するがなかなか欲しいと思う魚が見つからない。そのような状況の中、ようやく枝サンゴの上にフタスジリュウキュウスズメダイを発見。フタスジリュウキュウスズメダイは普通種であるが、うちの海域では初めて確認。これは採集したいところではあるが、枝サンゴの上にいるという事は採集しようとすると枝サンゴ内に逃げ込まれ採集出来ないパターンである。採集は厳しそうなので生息確認だけでも残そうとカメラで撮影に挑む。見るとまだ幼魚であるが大小2個体確認。写真を撮っていると大きな個体の方は行動範囲が広く、サンゴから離れることもある。これならば採集出来るかもしれないので網を仕掛ける。大きな個体がサンゴから離れた所を後ろから追い、何とか採集に成功。だが、もう1個体はサンゴの中に隠れ採集出来ず。でも、採集は諦めていたので1個体でも標本に残すことが出来ラッキーであった。その他、素潜り採集時によく見るのだが、まだ採集出来ていなかったヒメフエダイの幼魚も今回は初採集することが出来た。今回は2個体のみの採集であったが、共に初採集なので満足である。
フタスジリュウキュウスズメダイを初確認
今回の収穫
フタスジリュウキュウスズメダイ幼魚
ヒメフエダイ幼魚
フタスジリュウキュウスズメダイ幼魚
ヒメフエダイ幼魚